サラ・パレツキー著 「レイクサイド・ストーリー」
女探偵V・I・ウォーショースキー・シリーズ2
(ハヤカワ・ミステリ文庫)
わたしのいとこ、ブーム・ブームはホッケー界のスターとして名高く、怪我をするまでは大活躍していた。引退後、様々な職業を転々としていた彼が埠頭から落ちて死んだ。葬儀に参列したわたしは、自殺説も流れるその死に疑問をもち、彼のマンションを訪れたが、部屋は荒らされ、警備員まで殺害されていた。
天涯孤独かと思われていたヴィクには、実はいとこがいて、しかも有名人だったんです。幼い頃は兄弟のように仲良くしていたいとこの死は、ヴィクにとってとてもショックな出来事でした。
穀物会社に勤務していたブーム・ブームは、穀物を運ぶための大型貨物船にもよく乗っていて、その仕事中に海に落ちた事故か?と思われていました。更には自殺説も流れ、いとこのことをよく知っていたヴィクは疑問に感じます。
捜査のために貨物船に乗り込んだのは良いのですが、爆破事件に巻き込まれたり、湖でおぼれさせられたり、今回もまた命がけの捜査になります。
父親の親友でもあった、ボビー・マロリー警部補に小言を言われ、新聞記者のマリにも文句を言われながらも突っ走るヴィク。親友のロティは心配でたまらない様子です。
傷だらけでがんばるヴィクに今回も引き込まれてしまいました

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引き続き「メリー殺しマス」
そろそろ終わりに近づいています。