コリン・ホルト・ソーヤー著 「殺しはノンカロリー」
海の上のカムデンシリーズ5
(創元推理文庫)
ダイエットに効果があると評判の美容スパで、従業員が殺害された。捜査がなかなか進まず、客の入りも悪くなり、経営が悪化するのを恐れた経営者のドロシーは、友人であるアンジェラに捜査の協力をもとめる。
捜査協力を求められるほどに捜査能力を見込まれたアンジェラ

当然一人で行くはずもなく、キャレドニアを連れて行ったわけですが、「ダイエットとキャレドニア」なんて全く反対の言葉というくらい縁のない話なので、かなり嫌がられます。
それでも何とか引っぱり込んで一緒に捜査をするのですが、正体がばれてはいけないので、他の客たちと共にダイエットプロに励む必要があります。アンジェラは元々、美容に興味がありますから喜んで参加しますが、キャレドニアは何かと言い訳をしながら避け続けます

今回はスパの客も従業員も個性的な人が多く、更に読み応え十分な作品になっています。
シリーズの続きがやっと発売されたようなので、また読もうと思います

<海の上のカムデンシリーズ>
「老人たちの生活と推理」
「氷の女王が死んだ」
「フクロウは夜ふかしをする」
「ピーナッツバター殺人事件」
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引き続き「田舎の刑事の趣味とお仕事」
出てくる人たちのキャラが最高!