菊地秀行著 「吸血鬼ハンターD」
(ソノラマ文庫)
このシリーズの説明は21作目の所に書いていますので、読んでみて下さいね。
辺境地区にある村に住む女性ドリスは、得意の鞭を片手に立ち自分を倒せるような強いハンターを探していた。何人ものハンターを倒したある日、自分をあっさりと倒した強いハンターに出会う。そのハンターの名前は“D”。最強のバンパイアハンターとして名高いDにドリスが依頼したこととは・・。
バンパイアハンターに依頼する内容は当然、「吸血鬼を倒してくれ」なんですが・・。
吸血鬼に血を吸われると人間も吸血鬼に変わり、昼間は動けず、夜に活動し、更には他人の血が欲しくなるわけです。でも、このドリスは吸血鬼に咬まれても普通に過ごせる珍しいタイプの女性です。しかも鞭の名手なので、自分で何とかしようとするのですが、まだ小さな弟・ダンがいるので死ぬわけにはいかない・・。
1作目のDはまだまだ青臭いというか、人間っぽい感じなので、ドリスに恋をしたり、ダンを助けたり、ハンター以外の雑用まで手伝ったりします。優しいお兄ちゃんって感じ

この頃のDはあまりにも優しすぎて迫力に欠けるので、もう少し回を重ねたくらいの方が良いかも。
このシリーズは長く続きます。
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引き続き「制服捜査」
短編集で読みやすいです。