2010年01月08日

ジョアン・フルーク「シュガークッキーが凍えている」

ジョアン・フルーク著 「シュガークッキーが凍えている
お菓子探偵ハンナシリーズ6

(ヴィレッジブックス)


ハンナが出版する町のレシピ本のために、クリスマス・パーティ兼試食会が開催されることになり、レイク・エデンの町は盛り上がっていた。ところが、パーティーの途中でハンナの母ドロレスが貸してくれた美しく高価なケーキナイフが紛失してしまった!慌てて探していると、ナイフを胸に刺した死体を発見してしまう・・。



冬になるとかなりの寒さになるレイク・エデンですから、このパーティーのときも猛吹雪で、参加者は会場に軟禁状態になりますあせあせ(飛び散る汗)

お陰で、あまり動き回らなくても捜査ができますし、容疑者も限られていて、いつも以上にあっさりと解決ですがく〜(落胆した顔)

事件の解決よりも、妹のアンドレアが出産した(前作の感想のときに「出産した」と書いてしまいましたが、今回出産しました。修正しておきました)ときのゴタゴタの方が面白かったかも。生まれてくるのは男の子とわかっていたから、実の母親と義理の母親に「女の子だったら名前をもらう」と約束してしまっていたのですが、実際には女の子が生まれてしまい、大慌てexclamation どう対処したのかは書きませんが、アメリカならではの解決法で「なるほどね」って感心。

雪が積もりすぎて動きが取れない・・という状況に合ったことがないので、ちょっと想像がつきませんが、以前ハンナが「外から帰ったら冷凍庫に手を入れたら温まる」と冗談を言ったくらいなので、冷凍庫よりも寒いふらふら と考えると寒さがわかる気がします。

今回は話がとても短く、物足りない感じでしたが、レシピがたくさん付いています。実際に作って食べたりはしていませんが、読んでいるだけで「おいしそう揺れるハート」と思える物と、「アメリカっぽいな・・バッド(下向き矢印)」と思える物がありました。


<お菓子探偵ハンナシリーズ>
「チョコチップクッキーは見ていた」
「ストロベリーショートケーキが泣いている」
「ブルーベリー-マフィンは復讐する」
「レモンメレンゲ・パイが隠している」
「ファッジ・カップケーキは怒っている」



↓ ランキングに参加中 お帰りの際にポチッ×2と押して行って下さると嬉しいでするんるん

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

引き続き「警察庁から来た男」

なかなか不正は無くならないんですね〜。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/34606779
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック