ジョアン・フルーク著 「シュガークッキーが凍えている」
お菓子探偵ハンナシリーズ6
(ヴィレッジブックス)
ハンナが出版する町のレシピ本のために、クリスマス・パーティ兼試食会が開催されることになり、レイク・エデンの町は盛り上がっていた。ところが、パーティーの途中でハンナの母ドロレスが貸してくれた美しく高価なケーキナイフが紛失してしまった!慌てて探していると、ナイフを胸に刺した死体を発見してしまう・・。
冬になるとかなりの寒さになるレイク・エデンですから、このパーティーのときも猛吹雪で、参加者は会場に軟禁状態になります

お陰で、あまり動き回らなくても捜査ができますし、容疑者も限られていて、いつも以上にあっさりと解決です

事件の解決よりも、妹のアンドレアが出産した(前作の感想のときに「出産した」と書いてしまいましたが、今回出産しました。修正しておきました)ときのゴタゴタの方が面白かったかも。生まれてくるのは男の子とわかっていたから、実の母親と義理の母親に「女の子だったら名前をもらう」と約束してしまっていたのですが、実際には女の子が生まれてしまい、大慌て

雪が積もりすぎて動きが取れない・・という状況に合ったことがないので、ちょっと想像がつきませんが、以前ハンナが「外から帰ったら冷凍庫に手を入れたら温まる」と冗談を言ったくらいなので、冷凍庫よりも寒い

今回は話がとても短く、物足りない感じでしたが、レシピがたくさん付いています。実際に作って食べたりはしていませんが、読んでいるだけで「おいしそう


<お菓子探偵ハンナシリーズ>
「チョコチップクッキーは見ていた」
「ストロベリーショートケーキが泣いている」
「ブルーベリー-マフィンは復讐する」
「レモンメレンゲ・パイが隠している」
「ファッジ・カップケーキは怒っている」
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引き続き「警察庁から来た男」
なかなか不正は無くならないんですね〜。