ローラ・チャイルズ著
「ロンジン・ティーと天使のいる庭」
「ロンジン・ティーと天使のいる庭」
お茶と探偵8
(ランダムハウス講談社)
植物園で開催されたイベントの中でも大人気だった珍種のランのオークション。たくさんの愛好家たちが競り合い、落札したのはホテルのオーナー。落札したことを喜びながらセオドシアの淹れたロンジン・ティーを口にしたとたん、倒れてしまった。心臓発作だと思われた出来事はやがて毒物殺人へと変わり・・。遺族である妻から調査を依頼される。
様々なお茶に加えて、ランチタイムに出される料理の数々に思わずよだれが出そうな(←汚い

今回は遺族からの頼みで事件を調べることになったセオドシアですが、特には積極的に動かなくても、店やイベントなどで周りから情報をもらうことで解決していった感じです。
調査の途中で命を狙われるような場面もあったりして、いつもよりもドキドキ感は多かったかも

主人公の性格が良すぎて、ちょっと嫉妬に似た感情をもちながら読んでいるこのシリーズですが、今回は少し感情を出して怒ったりする場面があり、ホッとしました。
犯人は早い段階で何となく「怪しいな・・」と思っていた人だったので、びっくりするような展開ではありませんでしたが、他の部分で十分楽しめたので良し!です

<お茶と探偵シリーズ>
「ダージリンは死を招く」
「グリーンティーは裏切らない」
「アールグレイと消えた首飾り」
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誉田哲也著「ジウV新世界秩序」
最後まで読まないとね・・。