ドナ・アンドリューズ著 「野鳥の会、死体の怪」
(ハヤカワミステリ文庫)
「庭に孔雀、裏には死体」の続篇です。
二人になりたくて島へ出掛けたメグと恋人のマイクル。島の周辺は嵐の真っ只中で、しかも死体まで発見してしまう。被害者が母親の昔の恋人だったせいで、父親が容疑者になり、メグは真犯人を探すことに・・。
二人きりになれないから・・ということで、叔母の持ち物である別荘のある島へ向かったメグたちですが、そう簡単には二人きりにはなれず・・

なぜか新婚旅行に行ったはずの両親まで別荘に居たりして、結局は大騒ぎになります。
別荘のある島は野鳥がやってくるピークの時期で、バードウォッチャーがたくさんいるし、嵐はきているし、殺人事件は起きるし

かなりのドタバタ状態で話は進みます。ただ、狭い島の中での話なので、あまり大きな展開は無く。とにかく嵐と野鳥がず〜っと出てくる。殺人よりも嵐・野鳥・・って感じで、何だか暗いイメージが付きまとってしまいました

前作は登場人物のキャラクターがとても面白く、振り回されるメグにかわいそうだけど笑ってしまうことが多かったのですが、今回はあまり笑う場面が無かったです。
ちょっと残念な感じがしました

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