2009年12月11日

リヴィア・J・ウォッシュバーン「桃のデザートには隠し味」

リヴィア・J・ウォッシュバーン著 
桃のデザートには隠し味
お料理名人の事件簿1

(ランダムハウス講談社)


表紙のポップな絵に惹かれて思わず買った本です。


退職した教師ばかりが住んでいる下宿を営む女主人フィリスは料理名人。毎年開催されるピーチ・フェスティバルでの桃料理コンテストで優勝するために、新しいレシピを考案して出品した。ところが、審査員長がフィリスの作った料理を食べたとたんに死んでしまう・・。


コージーミステリーでは大抵、主人公が性格がすごく良かったりして憧れにも似た感情を抱くことが多いのですが、この作品の主人公はとても人間臭く(性格が悪いというわけではないですが)、普通の人と同じように怒ったり余計な発言をしたりして、妙な親近感がわきます。

周りの人たちも個性的ですが「こういう人、いるいる!」って感じで、親しみを感じます黒ハート

最後の方には泣けてくるような場面もあり、ちょっとさみしい気分になりましたもうやだ〜(悲しい顔)

田舎町で起こる連続殺人exclamation すごい展開を期待してしまいましたが、意外と犯人が早い段階で何となくわかってしまうので、ミステリーとしては物足りない感じです・・がく〜(落胆した顔)

でも、登場人物たちに惹かれてまた続きを買いそうですぴかぴか(新しい)


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上橋菜穂子著「獣の奏者」

どんどん話に引き込まれていますぴかぴか(新しい)
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