海の上のカムデンシリーズ3
(創元推理文庫)
高級老人ホーム海の上のカムデンで出入り業者が連続して殺害された。始めは捜査をする気が起きなかったアンジェラたちだったが、捜査が進展しないのを見て手伝う(?)ことに。警部補たちに必死で止められるが、いつものように気にせず危険を顧みず独自に捜査を進める。
今回はお気に入りのハンサムなマーティネス警部補ではなく、別の刑事がやって来たので、かなり不満なアンジェラとキャレドニアです

アンジェラ自身も殺人事件とは違う所で巻き込まれてしまい、そちらの解決と、殺人との関連も調べることに

若者との関わりや刑事との話の中で幾度となく出てくる「老人の想い・考え方」に感動させられたり、ホームで出される美味しそうな食事の数々によだれを垂らしそうになったり、とても忙しくそして面白く読めます

刑事から見た老人たちの様子の描写には思わず笑ってしまうことも・・

後半は事件の動きも早く、あっという間に読めてしまいました

<海の上のカムデンシリーズ>
「老人たちの生活と推理」
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