コリン・ホルト・ソーヤー 「氷の女王が死んだ」
海の上のカムデンシリーズ2
(創元推理文庫)
新しくカムデンに入所してきたエイミーは、その横柄な態度と辛辣な発言であっという間にみんなに嫌われてしまう。そのエイミーが何者かに殺されてしまい、警察の捜査が始まる。アンジェラとキャレドニアの仲良し二人組は、お気に入りの警部補を手伝うため、カムデンの仲間に聞き込みを開始する。
相変わらずかわいらしいご老人二人が大活躍(?)です。いくら止めても言うことを聞かず、独自の方法で調査をすすめては、独自の推理を披露し、周りを振り回します。
ハンサムな警部補に恋心を抱き、ちょっとした仕草や言葉に喜んだり落ち込んだりして、まるで女子高生のようです


入所仲間のアル中のおじいさんを何とか救おうとして、二人で力を貸したりもするので、本当に毎日が忙しく充実しています。
でも途中で必ず老人らしく「走ることができない」とか「目が悪い」とかいう文章が出てきて、想像しては笑ってしまうことがありました

素敵なご老人二人のことがますます好きになる、そんな作品です。
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横山秀夫著「動機」
久々に読んでみています。