2009年09月18日

柴田よしき「ゆきの山荘の惨劇」

柴田よしき著 「ゆきの山荘の惨劇猫探偵正太郎登場−」
 
(角川文庫)


初めて読んだコージーミステリーがこの作品です。それまで「コージー」というジャンルを知りませんでしたが、この作品で猫の正太郎に惚れてから、コージーの世界にどっぷり浸かっています。

「猫探偵」ってどういう意味だろう??と不思議に思いながら、裏のあらすじを読んで思わず買ってしまいました。本に書いてあるあらすじが面白いので、そのまま載せます。

オレの同居人、作家の桜川ひとみは、山奥の「柚木野山荘」で開かれる結婚式に招待された。そして、無理矢理連れてこられたオレ(しかも一服盛られて!)。(「ゆきの山荘の惨劇」あらすじより抜粋)

これを読んで、すっかり人間の男性が主人公だと思った私。本編を読んでも、2ページくらいまで猫だと気づかなかったくらい、人間らしい文章になっています。


猫の正太郎の同居人が招待された結婚式には謎が一杯。新郎は誰かから脅迫FAXが送られていて、新婦(作家)は自分のデビュー前の作品が盗作されていることに気づき、自分の原稿を渡した疑いのある人を招待して犯人を暴こうとしている。そんな思惑だらけの会場で招待客が次々倒れてしまう。正太郎は、仲間のサスケ(犬)と恩人で物知りの“親父さん”と共に事件解決に乗り出す。



事件を解決していく様子も面白いのですが、正太郎の描写も面白くて、例えば「落ち着こうとして顔を洗った」とか「不快を表すために床に尻尾をつけて左右に振った」なんていう文章も出てきます。

正太郎は上から見ると黒。腹側と前足の一部は白の雑種猫。そして毛が長い。容姿も行動も細かく書かれていて、猫の目線で事件を見るという楽しみがあります。

猫を飼っている人、猫が好きな人にはたまらない作品だと思います。


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マーガレット・デュマス著「何か文句あるかしら」

あまり時間が無くて、まだ数ページしか読めてませんもうやだ〜(悲しい顔)

初めて読む作家なんですが、う〜ん・・・バッド(下向き矢印) これから面白くなってくれることを期待exclamation
posted by DONA at 12:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:柴田よしき
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