ジル・チャーチル著「カオスの商人」
主婦探偵ジェーンシリーズ10
(創元推理文庫)
クリスマスが近づき、ジェーンはあわてていた。恋人メルの母親が初めてジェーンの家にやって来るのだ。飾り付けも掃除もしなければならないのに、聖歌の集いやクッキー交換パーティーの準備も・・。隣りに引っ越して来た人たちもトラブルを起こす始末。更には死体まで発見されてしまう。
待望の10冊目です。前作を最後にそれまでずっと訳しておられた方が亡くなったので、このまま終わってしまうのか・・と心配だったのですが、訳者が交替して発売されました

クリスマスは何かと忙しいものですが、今回はメルのお母さんとの初対面もあり、ますます大変なジェーンです。息子と母親というのは娘と母親の関係よりも結びつきが強く、その恋人としては会うためにはかなりの緊張を強いられます。そして、大抵の場合は気に入らないんですよね・・

ジェーンとメルの母親も、何とも言えない緊張感を保った状態です

お隣に引っ越してきた夫婦もなかなかの個性の持ち主。そして、謎も多い・・。そのお隣さんの敷地内で、死体が発見されてしまい、また事件に巻き込まれていく(自ら巻き込まれる?)ジェーンです。
今回もテンポよく話が進み、あっという間に読めてしまいました。
アメリカでは次々出版されているようなので、早く訳してもらいたいです。
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引き続き「黒猫ルーイ、名探偵になる」
なかなか進まない・・
