2010年03月08日

ジル・チャーチル「カオスの商人」

ジル・チャーチル著「カオスの商人
主婦探偵ジェーンシリーズ10

(創元推理文庫)


クリスマスが近づき、ジェーンはあわてていた。恋人メルの母親が初めてジェーンの家にやって来るのだ。飾り付けも掃除もしなければならないのに、聖歌の集いやクッキー交換パーティーの準備も・・。隣りに引っ越して来た人たちもトラブルを起こす始末。更には死体まで発見されてしまう。


待望の10冊目です。前作を最後にそれまでずっと訳しておられた方が亡くなったので、このまま終わってしまうのか・・と心配だったのですが、訳者が交替して発売されましたぴかぴか(新しい) 訳者が変わると雰囲気が変わってしまうこともあるので心配でしたが、私は違和感なく読めました。

クリスマスは何かと忙しいものですが、今回はメルのお母さんとの初対面もあり、ますます大変なジェーンです。息子と母親というのは娘と母親の関係よりも結びつきが強く、その恋人としては会うためにはかなりの緊張を強いられます。そして、大抵の場合は気に入らないんですよね・・バッド(下向き矢印)

ジェーンとメルの母親も、何とも言えない緊張感を保った状態ですあせあせ(飛び散る汗)

お隣に引っ越してきた夫婦もなかなかの個性の持ち主。そして、謎も多い・・。そのお隣さんの敷地内で、死体が発見されてしまい、また事件に巻き込まれていく(自ら巻き込まれる?)ジェーンです。

今回もテンポよく話が進み、あっという間に読めてしまいました。

アメリカでは次々出版されているようなので、早く訳してもらいたいです。


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引き続き「黒猫ルーイ、名探偵になる」

なかなか進まない・・もうやだ〜(悲しい顔)
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