2009年11月13日

ジル・チャーチル「忘れじの包丁」

ジル・チャーチル著「忘れじの包丁
主婦探偵ジェーンシリーズ5

(創元推理文庫)


ジェーンの家の裏庭が映画のロケに使用されることになり、ロケの様子を眺めながら過ごすジェーンとシェリイ。特別にロケの現場にも入れてもらい、役者やスタッフと話したり食事をしたりして仲良くなる。その中の一人がジェーンの包丁で刺されて死亡してしまう。


自分の家の裏で映画のロケexclamation それだけでも十分刺激的なのに、自分の包丁を勝手に殺人に使われてしまうなんて・・あせあせ(飛び散る汗) 更に、思わぬ人から息子のマイクに父親の過去がバラされてしまいますもうやだ〜(悲しい顔)

短い話の中で、色々な人の心の動きや過去のことなど次々と明らかにされて、展開がとても早くなっています。

殺人の動機としては、ちょっと理解しにくい(気持ちはわかりますが)所もあり「殺さんでもいいのに・・」って思ってしまいます。でも悲しい・・たらーっ(汗)

映画界の華やかさの裏の寂しさや厳しさが伝わってくる作品です。


<主婦探偵ジェーンシリーズ>
「ゴミと罰」
「毛糸よさらば」
「死の拙文」
「クラスの動物園」



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「ジウT」の続き

話が進むにつれ、エグイ表現も多い・・ふらふら
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