ジル・チャーチル著「忘れじの包丁」
主婦探偵ジェーンシリーズ5
(創元推理文庫)
ジェーンの家の裏庭が映画のロケに使用されることになり、ロケの様子を眺めながら過ごすジェーンとシェリイ。特別にロケの現場にも入れてもらい、役者やスタッフと話したり食事をしたりして仲良くなる。その中の一人がジェーンの包丁で刺されて死亡してしまう。
自分の家の裏で映画のロケ



短い話の中で、色々な人の心の動きや過去のことなど次々と明らかにされて、展開がとても早くなっています。
殺人の動機としては、ちょっと理解しにくい(気持ちはわかりますが)所もあり「殺さんでもいいのに・・」って思ってしまいます。でも悲しい・・

映画界の華やかさの裏の寂しさや厳しさが伝わってくる作品です。
<主婦探偵ジェーンシリーズ>
「ゴミと罰」
「毛糸よさらば」
「死の拙文」
「クラスの動物園」
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「ジウT」の続き
話が進むにつれ、エグイ表現も多い・・
