2009年09月29日

ジル・チャーチル「毛糸よさらば」

ジル・チャーチル著 「毛糸よさらば
主婦探偵ジェーンシリーズ2

(創元推理文庫)



忙しいクリスマスシーズンに、忘れかけていた旧友がジェーン宅へあそびに来ることに。シェリイと一緒に空港へ迎えに行くと若い今風の息子を連れていた。短時間で息子に振り回され、ますます大変になっているのに、更に殺人事件が・・。忙しい日常をこなしながら事件解決に乗り出す。


息子のわがままぶりよりも、それを許している旧友(母親)の方にイライラさせられました。「良い人なのよ」と何も言おうとしないジェーンにも怒りが・・パンチ でもすぐに自己嫌悪で落ち込むジェーンにやっぱり感情移入してしまうんですけどね。

「良い人」だけどイライラさせられる人っていますよね・・がく〜(落胆した顔) それって自分が「良い人」ではないから「信じられない」のが原因なんでしょうね。「何か裏があるでしょ??」って疑ってしまうあせあせ(飛び散る汗) 「根っから良い人」なんて居ないはず・・っていうか。その人の発言や行動で自分の嫌な部分を明らかにされそうで思わず遠ざけてしまう・・ふらふら 何だか考えさせられてしまいました。

コージーミステリーの割には、人間の汚い部分がたくさん描いてあって、ちょっと暗い作品になっていましたたらーっ(汗) 日常の様子が暗く重くなっていくのを何とか救っていた感じです。

イケメン刑事メルとの関係も少〜し進展したかな?揺れるハートこの二人の関係も気になるシリーズです。


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「虚構の殺人者」続き。

短いからもうすぐ読み終わりそう。もう何回も読んだんですけどねがく〜(落胆した顔)
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