霜月りつ 著
「神様の子守はじめました。18」
(コスミック文庫α)
かっぽーん。広々とした浴場に桶がぶつかりあう音が響く。子供の日の今日。菖蒲湯イベントだということでスーパー銭湯に行くことにした四神子一行。
細長い葉を束にして浮かべてある菖蒲に大喜びの子供たち。葉っぱを大量に増やしてしまったり、亀の置き物の振りで行方不明になったり四者四様のことを起こし、ぐったりしてしまう梓だったが、銭湯の帰り道、公園でお弁当を食べて一休みすることに。わいわい楽しんでいると乱入してくる子供が! 蹂躙されたおにぎりに憤慨する四神子は!?−裏表紙より−
「菖蒲湯を楽しむ」「鯉のぼりと夜を泳ぐ」「玄輝と偽りの三神」「五月病なんて怖くない!」「梓と古家の守」の5編収録。
菖蒲湯か〜。季節の行事ごとをきちんと体験させてあげていてすごいといつもながら感心です。菖蒲湯に鯉のぼりも。
四神子たちなので、もちろんイベントも一筋縄ではいなかいわけですが。
銭湯では、白花と朱陽が「女の子だから男湯には入らない」という事態になり、成長を感じます。ただまだ1年しか経っていないんですけどね。子ども2人を大人1人で見るのって本当に大変です。
この話ではお風呂がメインなわけではなく、お風呂後に昼食を食べている時に起きた出来事がメインになります。おにぎりを食べようとしていたところ、急に近づいてきた男の子に叩き落されてしまいます。
子どもたちは怒り心頭ですが、梓が冷静に話を聞いていると、精霊たちが何かが憑いていることに気づきます。憑いている物の多さに驚き家まで付いて行きます。
そこで家に憑いているものたちを子どもたちと精霊とで払います。
「玄輝と偽りの三神」では珍しく玄輝が大活躍。彼は実は他の三神子たちとは違う年代に生まれていたのですが、そのことを知っているのは本人だけでした。そこにつけこんで、魔縁たちが自分の側に取り込もうと画策してきます。
今までも朱陽が捕まってしまうことがありましたが、今回は玄輝でした。
解決した後は、他の子どもたちにきちんと話すことが出来て、今後は憂いなく生活できそうです。
今回もほのぼのと優しい時間が流れ、時々ほろりとさせられる場面もあり、一気読みでした。
かなり追いついてきたので次作はしばらく間が空くかな?
<神様の子守シリーズ>
「神様の子守はじめました。1」
「神様の子守はじめました。2」
「神様の子守はじめました。3」
「神様の子守はじめました。4」
「神様の子守はじめました。5」
「神様の子守はじめました。6」
「神様の子守はじめました。7」
「神様の子守はじめました。8」
「神様の子守はじめました。9」
「神様の子守はじめました。10」
「神様の子守はじめました。11」
「神様の子守はじめました。12」
「神様の子守はじめました。13」
「神様の子守はじめました。14」
「スピンオフ」
「神様の子守はじめました。15」
「神様の子守はじめました。16」
「神様の子守はじめました。17」
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