2026年05月14日

シャンナ・スウェンドソン

50317.jpg

 シャンナ・スウェンドソン 著
  今泉敦子 訳
 「魔法治療師のティーショップ パン職人の秘密」
 (創元推理文庫) 


パンをつくるときは優しい気持ちで心を満たすようにする。それが祖母の教えだ。祖国の動乱を逃れてリディング村でパン屋を営むルシーナだったが、いまだに悪夢に怯える夜が続いていた。そんななか、村の鍛冶屋に見習いとしてやってきた青年ニコが同郷だとわかり、ルシーナは激しく動揺する。彼は追っ手?<(株)魔法製作所>の著者が贈る、お茶と謎のコージーファンタジイ。−裏表紙より−


シリーズ2作目です。

1作目で終わってもおかしくは無かったのですが、続いてくれて嬉しいです。どうやってシリーズ化するのかと思ったら、こういう方法か!と納得です。

1作目の主役となったのは魔法治療師のエルウィンで、このまま彼女の話が続くのかと思っていたのですが、今回はパン職人のルシーナが主役となります。

もちろん、エルウィンも主なる村人たちも健在です。同じ村の中での話が続きますが、視点となるのがルシーナです。


ルシーナもエルウィンと同じで、他の国から移住して来た女性。祖母が教えてくれたパン作りの腕を活かして、パン屋を営んでいます。祖国では動乱が起こり、国から逃げるしかなかったルシーナ。祖母とは離れて暮らしています。彼女の目標は、お金を貯めて祖母をこちらに連れてくること。

祖母の教えをしっかり守り、優しい気持ちを込めて作っているので、彼女のパンは評判でした。

この村での生活に馴染んでいるのに、村の鍛冶屋に見習いとしてやって来たニコという男性が同郷だとわかり、もしかして追手ではないか?と怯えることになります。


そんな時に村で窃盗騒ぎが持ち上がり、色んな村人が被害に合っていることから、新しくやって来たニコが疑われることに。村人が疑うのは仕方がないですが、いきなり彼に食って掛かるような事態も起きてしまいます。

彼がいる鍛冶屋とルシーナだけが被害を受けていない・・同じ国出身だから一緒に疑われるのでは?という不安も持ち上がります。



窃盗事件の真相はファンタジーらしく、ほのぼの?としたことだったのですが、それ以外の部分では少し血なまぐさいというか、争いごとがあってもっと柔らかい雰囲気で進んでほしい気がしました。

ルシーナにもある能力があって、それは面白かったですし素敵なことだですが、私的にはこの能力は要らないかな?とも思いました。


こんな感じで村人にスポットを当てて、何かしらの能力があって、それをうまく使って解決していくような展開が続くのかな?

この村の不思議については、何も解決していないので今後もどうなっていくのか楽しみではあります。


ちょこちょこと挟まる恋愛系の部分がいらないけど・・

<魔法治療師のティーショップシリーズ>
「魔法治療師のティーショップ」


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ


この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/191701199
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック