マウリツィオ・デ・ジョバンニ 著
直良和美 訳
「集結 P分署捜査班」
(創元社文庫) ※電子書籍
重大な不祥事を起こして市警の面目をつぶしたピッツォファルコーネ署へ欠員を埋めるため送り込まれたのは、独自の捜査方針を貫くロヤコーノ警部を筆頭に、有能だが各分署が持て余した刑事ばかり。彼らは新天地P分署で急造捜査班を結成し、女性資産家殺しや少女監禁など、続発する難事件に挑んでいく。21世紀の〈87分署〉とも言うべき、イタリア発の大人気警察小説シリーズ始動! ―出版社HPより―
初めましての作家さんです。
エド・マクベインの<87分署シリーズ>のイタリア版みたいなシリーズだと紹介されていました。
・・と言われても読んだことない私は、特に何の感慨もなく、普通の「警察小説」として読みました。
違法なことをした警察官が大量に処分されたピッツォファルコーネ分署。イタリアの中でも治安が悪い地域にあったので、分署を無くしてしまうわけにもいかず、仕方なく他の警察署で優秀だけど癖のある者たちを寄せ集めることになります。
署長以外は、いやいやながら集まり、事件が起こって捜査を始めます。
癖はあっても能力は高いので、比較的スムーズに解決させていきます。
事件や解決までの捜査展開は面白かったのですが、ガラの悪い口調が気になったのと、イタリアに詳しいわけではないせいで地名や人名がややこしくてなかなか進まず。
特に分署の2人が似た名前でわかりにくくて。ロヤコーノとロマーノ。似ていません?? もっと他に名前はなかったのか!? イタリア語だったらスペルとか発音も全然違うのかもしれないですけど。
何度か違う人だと思って読み進めて、かなり違和感があっては戻って確認して・・があって時間がかかってしまいました。
彼らの私生活もかなり複雑で心配になる記述がたくさんありました。
でも、特に彼らに愛着もわかなかったのでどうでも良いなとも思ってしまい、続きは読まないと思います。
87分署シリーズが好きなら気に入るのかもしれません。
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