中村ふみ 著
「永遠の旅人 天地の理」
(講談社文庫)
天下(てんげ)三百十五年三の月。元徐(じょ)国王・飛牙(ひが)は、桃源祭を迎えた王都泰灌(たいかん)で、現王の殺害を企む庚(こう)の残党から国を守ろうと奔走していた。堕ちた天令・那兪(なゆ)と黒翼仙の裏雲(りうん)もまた、自らを滅することで飛牙のいるこの世界を守ろうとしていた。「もう誰も失わない」と心に誓う飛牙は二人を救うべく央湖(おうこ)へ向かう。最終巻!−裏表紙より−
全5巻で終了です。
堕ちた天令・那兪(なゆ)と黒翼仙の裏雲(りうん)を助けるためにもがき苦しんできたわけですが、最終巻の前半だけでは全くどうにもならず、結局は天令・那兪を黒翼仙の裏雲が央湖に沈めることで解決しようとすることしかわからず。
天令が身を投げても自分では沈めないとか、このままだとせっかく立ち直ってきた四国がまた天災に襲われて壊滅状態なるとか、かなり脅していましたし、大風呂敷を広げまくりの状態。
こんなに少ないページ数で解決するのか?と心配になりました。
後半になってもやはり物語はあまり進まず、小者を捕まえたり倒したりはしていましたが、根本的解決にはならず。
残り僅かになって、急に物語が進み・・・というか、え!?どういうこと??とあっけにとられている間に終わった〜って感じ。
結局どういうこと??なんで天令は堕ちて沈んで何も起きなかったのかわかりませんし、何で急に全てが解決したのか謎でした。
あまりの急展開ぶりに、今までウジウジ悩んできた時間はなんだったんだ?と思ってしまいました。
置いて行かれた感がすごいです。
まあなんかよくわからないけど、全て丸く収まったようなので良かったのかな?
エピローグも必要か?って思ってしまいました。
<天下四国シリーズ>
「天空の翼 地上の星」
「砂の白 風の姫」
「月の都 海の果て」
「雪の王 光の剣」
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