2026年03月26日

西條奈加「隠居おてだま」

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 西條奈加 著
 「隠居おてだま」
 (角川文庫)


老舗糸問屋・嶋屋の元主人の徳兵衛は、還暦を機に隠居暮らしを始めた。風雅な余生を送るはずが、巣鴨の隠居家は孫の千代太が連れてきた子供たちで大にぎわい。だが、充実した生活の裏で家族に芽吹いた悶着の種に徳兵衛は気が付かない。やがて訪れた親子と夫婦の危機に、徳兵衛はどう向き合う? 愛と笑いと人情に溢れた、傑作時代シリーズ第2弾!−裏表紙より−


前作の最後に、徳兵衛の葬儀の様子が描かれていたので、1作で終わりかと残念に思っていました。でもこうして2作目が発売されてうれしいです。


前作で、孫の千代太が連れて来た子どもたちが行っている商売に助言し、更にその親たちの面倒も見ていた徳兵衛。

1人の男の子に父親が戻ってハッピーエンドかと思っていたらそううまくはいかず、その後の様子が1話目に描かれています。

家族、ましてや夫婦のことは口を出してどうにかなることでもなく、徳兵衛は頭を悩ませます。


今作で大きな問題となったのは娘のこと。
現店主の妹で、一度嫁入りしたのに戻って来ている彼女は、好きにあそんでいる状態で、金遣いも荒く派手好きな女性。

そんな彼女の身に起きた出来事のせいで「徳兵衛対家族」おちう構図が出来てしまいます。


これが後々大事件へ発展!


プライドの高い男性(女性もですけど)は始末に悪いです。もっと素直になったら良いのにと何度も思いました。


家族も長年、一緒にいた割には、徳兵衛に対する扱いが下手で驚きます。うまく収まってくれたら良いのですが・・、

このままバラバラになるのか、気になるのでぜひ次回作も書いてもらいたいです。


<隠居シリーズ>
「隠居すごろく」



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posted by DONA at 14:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:西條奈加
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