2026年02月26日

霜月りつ「神様の子守はじめました。16」

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 霜月りつ 著
 「神様の子守はじめました。16」
 (コスミック文庫α)


かまくらや雪合戦、スケートに雪だるま―雪山の楽しい思い出に浸る羽鳥梓とと神子たち。けれど外は早くも春めいて、子供たちは生まれてから二度目の季節を迎えようとしていた。毎日楽しいことがいっぱいで、日々子供たちの成長を感じる羽鳥梓だったが今日も今日とて大騒動が!ホワイトデーのために、翡翠と伴羽、そして玄輝と蒼矢は満を持してクッキーを作ろうとする。ハラハラしながら見守る梓だったが……。−裏表紙より−


「神子の雪山こぼれ話」「神子たち、ひな祭りを楽しむ」「神子とホワイトデー」「神子たち、春の公園で遊ぶ」「神子と真夜中の卒業式」の5編収録。


前作の雪山の話の思い出から始まり、ホワイトデー、卒業式と冬から春にかけての話です。

これでやっと神子たちも生まれて1年です。びっくりですよね。


今回、5話収録されていますが、特に印象に残ったのは、ひな祭りの話と卒業式の話でした。

ひな祭りは、梓がうっかり用意し忘れていたので家にはひな飾りがありませんでした。「ごめんね・・来年は」と言う梓に対し、当然のように神様たちが手を貸します。まあここはおなじみの展開ですけど、さっと神様の所に連れて行かれて、神様たちによるひな飾りを見せられるわけです。

この展開はあるあるなので特に感慨もありませんが、友だちのマドナちゃんの家で見せてもらったひな飾りの話が素敵だったんです。1体足りない人形の昔話が素敵で、最後の展開も玄輝の活躍で良い終わり方でした。

寂しい結果ではありますが、素敵な最後だったな、という感じです。



卒業式の話は。小学校に霊が出るという相談が持ち掛けられるところから始まります。卒業式の練習をしていると、生徒たちの後ろから歌声がするとか。よくある怪談話だと思われたのですが、調査に行くとやはり実在することがわかり、何とか成仏させてあげようとがんばります。


神様たちの力を借りて卒業式を再現するところが笑えました。ボランティアだそうな。とりあえず神様って暇なんだねと呆れてしまいました。

でも最終的にはしんみりする話で、学校にずっと残っていた霊が旅立つことが出来て良かったです。


まだシリーズは続きます。どこまで続けるのか?神子たちが巣立ったら梓はどうなるのか?色々心配ではあります。


<神様の子守シリーズ>
「神様の子守はじめました。1」
「神様の子守はじめました。2」
「神様の子守はじめました。3」
「神様の子守はじめました。4」
「神様の子守はじめました。5」
「神様の子守はじめました。6」
「神様の子守はじめました。7」
「神様の子守はじめました。8」
「神様の子守はじめました。9」
「神様の子守はじめました。10」
「神様の子守はじめました。11」
「神様の子守はじめました。12」
「神様の子守はじめました。13」
「神様の子守はじめました。14」
「スピンオフ」
「神様の子守はじめました。15」


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タグ:霜月りつ
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