香月美夜 著
「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部「領主の養女 X」」
(TOブックス)※電子書籍
一年ぶりにリュエルの実を採集することに成功したローゼマインは、神官長と共に薬(ユレーヴェ)作りに励む。これで健康な普通の女の子になれる!……はず。 その喜びから、活動は今まで以上に精力的なものに。本を読める環境作りのために製紙業や口伝集めに力を入れるばかりか、神殿長としては収穫祭の直轄地を回る。おまけに初めての妹までできて――。 だが、冬支度の準備が着々と進む中、貴族の派閥争いが加速していく。彼等の陰謀は神殿内に混乱を招くばかりか、ローゼマインの未来をも大きく揺るがすことになる……。 驚愕の新展開へ! 心高まる第三部クライマックス! 第四部への2年間を描く短編集に、書き下ろしSS×2本、お馴染み椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!−出版社HPより−
Vの感想の時に材料全て手に入れたと書いたが、今回やっと手に入れたのでした。勘違い・・
薬づくりが始まり、マインが元気になれるかも?という状態になってきました。
罰を与えるため、去年は祝福を与えなかった地域に一年経って様子を見に行くことになります。実り少ない中何とか乗り越えていました、が貴族に対する礼儀がわかっていないのが心配になりました。前神殿長の影響が大きすぎたようです。
そこで、この地域の人たちを教育するために、灰色神官を派遣することになりました。今の状態では彼らが住むのは無理な環境だったのでそれを整えないといけませんし、新しい紙づくりもそろそろ終わりになる時期になり、ローゼマインは忙しい日々を送っています。
マインの兄・ヴィルフリートがヴェローニカという幽閉されている祖母の仲間にそそのかされて会いに行くという大罪をおかしてしまい、その処分がなされました。そのため彼は次期領主の候補から外れます。一度白紙に戻して、改めて誰を次期領主にするかを選ぶことになりました。
これって、ローゼマインを領主にするつもりか?という流れですが、本人は全くやる気なしなのでどうなるやら。
後半には義理の妹・シャルロッテが登場します。表紙に描かれている可愛らしい少女がシャルロッテです。
ローゼマインは可愛い彼女を気に入って、色々気遣います。何とか姉として慕ってもらいたいと頑張っている矢先、シャルロッテが何者かに襲われる事態に。
可愛い妹を助けようとした結果、逆に誘拐されかけ、毒を飲まされてしまいます。
祖父によって助け出されますが、瀕死の状態になってしまったので、作ったくすりでの治療を前倒しで行うことになりました。一年くらい薬に浸かった状態で眠ることになると予想されていましたが、毒の状態のせいか彼女の魔力のせいか、結局長くなってしまい、2年眠ることになりました。
エピローグではマインが眠っている2年のことが描かれます。珍しく(初めて?)フランの視点で描かれるので興味深く読めました。ローゼマインに対しての思いがよくわかりました。
そのほか、護衛騎士たちの恋の行方や、新しいカップル誕生!?という話もあり、最後まで楽しめました。
第三部完結です。第四部ではいよいよ貴族院に行くことになります。
<本好きの下剋上>
「第一部〜兵士の娘T」
「第一部〜兵士の娘U」
「第一部〜兵士の娘V」
「第二部〜神殿の巫女見習いT」
「第二部〜神殿の巫女見習いU」
「第二部〜神殿の巫女見習いV」
「第二部〜神殿の巫女見習いW」
「第三部「領主の養女T」
「第三部「領主の養女U」
「第三部「領主の養女V」
「第三部「領主の養女W」
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