香月美夜 著
「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部「領主の養女V」」
(TOブックス)※電子書籍
冬の気配が近付く中、神殿長のローゼマインは城と神殿を行き来する、慌しい毎日を送っていた。社交界での交遊に、洗礼式や奉納式等への参加。 識字率の向上を目指した、貴族院入学前の子供の指導、さらには成績不振な護衛騎士の教育まで、一年前とは比較にならないほど忙しい。 貴族間でも神殿内でも影響力は高まっていく。一方で、グーテンベルクの職人と印刷機の改良に挑んだり、城で絵本を販売したり、本への愛情は強まるばかり。そんなローゼマインの内なる魔力もますます強力に! 周囲の注目を集める中、騎士団と共に冬の主の討伐を行い、春の祈念式では新たな素材を採集するのだった。戦いと幻想の冬を越えて、「エーレンフェストの聖女」が高く舞い上がるビブリア・ファンタジー激闘の章!−出版社HPより−
どこまでの話だったかな・・・って毎回書いていますけど。
とりあえず、本が読みたいがためにどこまで苦労したいのか、呆れるほど遠回り中のマイン。いや、ローゼマインになったのでしたね。
冬が始まる頃の話です。洗礼式では子どもたちに祝福を与えないといけませんし、奉納式では魔力をたっぷり注がないといけません。体力も魔力もたくさん使うことになります。
本をたくさん作るためには、買ってくれる人も必要で、そのためには字を読める人を増やすことが急務です。そのためにカルタや簡単な絵本を量産しては、貴族の子どもをあそばせて字を覚えさせていきます。気が遠くなる話ですよね・・。まずは貴族から、というのはこの世界では絶対ですから、平民たちが字を読めるようになるのはいつになるやら。
だいたい、神殿には図書室があって本はあるわけで、今のローゼマインの立場なら時間さえあれば本は読めるので、もう作らなくても良いのでは?と思わなくもないですが、まあ商売としては必要なのでがんばらないといけません。
貴族院に通っているローゼマインの護衛騎士の成績が悪くて落第しそうでもあり、貴族院に入る前にも教育しておいた方が良いだろうと、たくさんの貴族たちにどうやって勉強をするべきかなど先生にも指導していくローゼマイン。本人もまだ貴族院に行っていないというのに、その指導もするという状態。
もう彼女は貴族院に行く必要ないのでは?と思います。実際中身は大人ですしね。
物語の最後には、ローゼマインが飲むための薬を作るのに必要な材料を集めることになります。ただ植物を取るだけで終わらないのがこの世界で、更にローゼマインの魔力の影響が出やすいので大掛かりな採集になりました。
これで薬は完成させられるかな?
<本好きの下剋上>
「第一部〜兵士の娘T」
「第一部〜兵士の娘U」
「第一部〜兵士の娘V」
「第二部〜神殿の巫女見習いT」
「第二部〜神殿の巫女見習いU」
「第二部〜神殿の巫女見習いV」
「第二部〜神殿の巫女見習いW」
「第三部「領主の養女T」
「第三部「領主の養女U」
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