香月美夜 著
「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第二部「神殿の巫女見習いW」」
(TOブックス)※電子書籍
長い冬を終え、瑞々しい春が到来したエーレンフェスト。神殿内では、巫女見習い・マインの今後について様々な動きが加速していた。彼女を嫌う神殿長の画策もあり、街は不穏な空気に包まれていく。それでも、マインの毎日は何も変わらないはずだった。弟の誕生、インク開発による新しい本作り等、これからもずっと家族や仲間との愛おしい時間を過ごすはずだった。だが、世界は彼女に残酷な決断を迫る――。マインは今、大切な人々を守るため、家族への愛を胸に新たな道を歩き始める! ビブリア・ファンタジー第二部、感動の完結編! 衝撃の結末後の人々を描く書き下ろし短編集+番外編2本、さらには椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!−出版社HPより−
第二部完結編です。つまり、巫女見習い終了ですね。
この巻は涙々の読書になりました。ただ、冷静になるとマインは中身は大人なんだよね・・と思うと、そこまでなるか!?という気はしますが、家族と縁を切るのは確かに辛いですね。
やっと春になってまた実家から通うことになったマイン。少しずつ落ち着いて行くはずが、マインを嫌う神殿長が活発に動き出すため、マインの周りが物騒になっていきます。
本作りでは、インクが開発されていき、弟も生まれたことで絵本を作る意欲も増して、いよいよ絵本が完成か!?という状況まで来たのですが、そう簡単には完成しませんよね。
そして、神殿長の我慢が限界にきてしまい、他の地から貴族の仲間を呼び寄せて攻撃をしかけようとします。迎えに来た父親も巻き込みながら激しい戦闘に。
マインは強めのファザコンでもありますから、父親が攻撃されることに対して我慢が出来なくなり、自分の魔力を全て放出する勢いで戦いに挑もうとします。
この場面は神殿長のゲスっぷりにイライラさせられ、攻撃をされる度に目をそむけたくなり、マインの怒りも怖くて、ドキドキでした。
このままではやられてしまうという焦りから、ジルヴェスターにもらったお守りに助けを求めたマイン。この出来事が今後に大きな影響を与えます。大きな影響というか、人生が決まった!という状態。
新官長とジルヴェスターたちの助けがあって、神殿長との確執もやっと終了。
ただ、この先マインの行動はかなり制限されることになるので、良いのか悪いのか。
最終的に涙無しでは読めない状態になりました。マインの家族、可愛らしくて好きだったので残念ではありますが、このままマインだけが優遇されるのも違和感あるので仕方ないのかもしれません。
まだまだ続くシリーズ。内容を忘れないうちに書いていくようにします。
<本好きの下剋上>
「第一部〜兵士の娘T」
「第一部〜兵士の娘U」
「第一部〜兵士の娘V」
「第二部〜神殿の巫女見習いT」
「第二部〜神殿の巫女見習いU」
「第二部〜神殿の巫女見習いV」
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