香月美夜 著
「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第二部「神殿の巫女見習いU」」
(TOブックス)※電子書籍
青色巫女見習いとして、忙しい毎日を送るマインに朗報が届く。母親が妊娠したのだ。生まれてくる赤ん坊への贈り物として、絵本作りを開始する。一方、神殿内では慣れないことばかりで、自由に動けない。巫女としての教養を身につけさせられたり、新しい側仕えの管理に追われたり……。孤児院長としての仕事も山積みだ。相変わらずの虚弱な体も何のその、本への愛情を武器に全力疾走を続けるマインが、念願の一冊を手にする時、貴族世界への扉が開き、物語は急展開へ突入してゆく! 近付く冬を前に、風雲急を告げるビブリア・ファンタジー! 書き下ろし番外編×2本収録!−出版社HPより−
すでにかなり読み進めているので、この巻がどのあたりだったのか微妙です。間違えてい
マインは神殿に入って巫女見習いをしながら、孤児院長としての仕事もこなしています。
巫女見習いにしては魔力がずば抜けて強い上に、元は大人だったので知識レベルも普通の子どもより高い。更には大人としてのマナーもあるので基本的なことは教わらなくても出来ます。ただ、貴族と付き合うためには全く違うマナーは必要なので苦戦はしていますが。
とはいえ、子どもが大人の世界に入った割には妙に落ち着きがあったり考えが大人びているため周りからは変人として見られることも。
大人のような言動をするので「これくらいは知っているだろう」と教えてもらえないこともあり、マインが失敗して初めて「そんなことを知らなかったのか」と驚く人もいます。
教えてもらえないから失敗することもあり、神官長から叱責を受けることも多々あります。
でも、今まで平民に仕えたくないとあからさまに言っていた側仕えが少しずつマインの能力を認め始めたり、マインの方も側仕えをうまく使えるようになってきたり、神殿での生活も慣れては来ている様子。
今回の山場は、巫女として祈りの場に行くことになる所。神官長がまとめる騎士団と共に旅に出るわけですが、その辺りからものすごくファンタジー色が強くなります。まず、神官長が作った騎獣に乗ります。魔石を獣の形に変化させたもので、魔力があれば自分で出し入れできます。それぞれ形が違いますが、神官長の騎獣は羽の生えたライオンのような物です。
それに乗って、トロンべという植物を刈り取ることになりますが、マインの魔力に影響されトロンべに包まれてしまいます。そこでマインを守るように言われていた貴族の騎士たちの行動がひどくて・・・。
この場面は読んでいてもイライラしました。彼にはぜひ厳しい処罰を下してもらいたい!
どんな処罰かはすでに知っていますが、この巻では叱責されてどんな罰則を与えるかは保留という状態で終わります。
この頃はまだまだ側仕えたちもよそよそしいですし、マインを目の敵にしている神殿長が幅を利かせているので、読んでいても苦々しい場面が多いです。でもそれが物語のスピードを上げているような気もします。
このシリーズはま〜だまだ続きます。
<本好きの下剋上>
「第一部〜兵士の娘T」
「第一部〜兵士の娘U」
「第一部〜兵士の娘V」
「第二部〜神殿の巫女見習いT」
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