香月美夜 著
「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第二部「神殿の巫女見習いT」」
(TOブックス)※電子書籍
洗礼式を終えた少女・マインは巫女見習いとして神殿の仕事を開始する。そこには図書館と大量の本が待っていた! 待望の状況だが、周囲は貴族出身者ばかりで、貧民出身のマインには戸惑うことばかり。おまけに身体も弱く……が、持ち前の「本への愛」を武器に、巫女の仕事に奔走する! 大人たちに負けるな! 待望の「ビブリア・ファンタジー」第二部開幕!!−出版社HPより−
身食いの子どもは、魔術具が無いと生きていけないので神殿に入って巫女見習いをすることになったわけですが、前作で、神殿長を相手に魔力を暴走させてしまったのでマインはかなり目をつけられてしまいます。
身食いの熱というのは結局魔力が身体に溜まっている状態のことで、それを定期的に放出させないと魔力に喰われてしまうそうです。
神殿というか、貴族は多少なりとも魔力を持っているのですが、貴族の数が減っているのと、魔力自体が減っているのとで、本当は魔力が欲しくてたまらない状態です。
そこで、神殿長を相手に魔力を暴走させたマインの力の大きさに目を付けて、平民でありながらも巫女見習いとして神殿に入ることが許されました。
しかも本来は実家を出て神殿で暮らすはずが、病弱すぎるために実家から通うことを許されます。
そこまで魔力が足りないのか、とあきれてしまう状況ですが、マインにとってはラッキーでした。
神殿に行けば側仕えを従えて、言動は慎まないといけませんし、貴族並みの優雅さも求められます。そして巫女として祈りを捧げたり、他にも仕事はたくさんありますが、実家に帰れば元の少女・マインとしてのびのび出来ます。
良い生活で良かった、と安心しかけると、意外と生活を維持するのにお金がかかることがわかってきます。服装はもちろん、側仕えたちの食事や服などもマインが出さなければならないとのことで、体裁を整えるだけでも多額の費用がかかります。
つまり、本作りにも力を入れていかないと、お金も手に入らないわけで、貴族や商人を相手に、大人顔負けの交渉をしていくことになります。
せっかく図書室を見つけたのに、なかなか入ることが許されない上に、じっくり本を読む時間もとれずもどかしい日々を過ごすマイン。
今後も問題山積で目が離せません。
<本好きの下剋上>
「第一部〜兵士の娘T」
「第一部〜兵士の娘U」
「第一部〜兵士の娘V」
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