香月美夜 著
「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部「兵士の娘V」」
(TOブックス)※電子書籍
本の少ない異世界で、本を作るために奔走する少女・マイン。ようやく紙作りが上手くいったのも束の間、「身食い」と呼ばれる病に倒れてしまう。周囲の助けもあり、少しずつ元気を取り戻すが、この病には秘密が隠されていて……。広がる世界、加速する本作りへの情熱!シリーズの今後を占う、怒涛の第一部完結編!−出版社HPより−
次々読んでいるシリーズ。お陰でどこまでが3作目の内容だったか忘れてしまっています・・
今までもずっとすぐに病に倒れていたマイン。すぐに熱を出して寝込むので、弱い子だな〜と思ってたら、実は「身食い」という病気を持っていることが判明します。
身体の中にある熱がどんどん大きくなり、大人になる頃には熱に飲み込まれてしまうという恐ろしい病気。
その病を完全に治すのは難しいのですが、魔術具を使えばその熱を吸い取ってもらえます。とりあえずその魔術具を使えば、一旦は落ち着くわけです。ただ、完治することはないそうです。
更に悪いことに、熱を吸い取る魔術具が簡単に買えないほど高額なのです。貴族しか手に入らない上に、高額なので平民だと使うことが出来ません。
今回は知り合いになった、というか商売の相手でもあり、友達っぽくなった大商人の孫娘が使わせてくれたので何とかなりましたが、次回からは自分で何とかするしかありません。
その友達もマインと同じ身食いなので、彼女は貴族の妾として生きていくことが決まっています。妾になることで魔術具を手に入れて使うことができるのです。
同じくらいの年齢なのにすっかり大人な彼女。将来、祖父のような大きな店を経営すると決めています。それだけでは魔術具が手に入らないので、貴族の妾にもなるそうです。意味わかってる?と心配になるくらいサラッとマインに打ち明けます。
過酷な時代、過酷な環境・・悲しくなる場面でした。
今回は何とか病に勝ったマインですが、自分の病について知ってしまい、将来やるべきことが変わらざるを得ませんでした。本を作って司書になったら良いわ、というわけにはいかないです。貴族の妾になるしか生き残る方法は無いのか??
そんな中、洗礼式が行われ、神殿に入ったマインはそこで図書室を見つけます。図書室を見つけて何もしないわけがなく、神殿長に直談判することに。
この巻で兵士の娘としてのマインは終了します。ただ、兵士の娘が終わるわけではなく、神殿に入って巫女見習いをすることになります。展開の速さにちょっと置いて行かれそうになりますが・・・
次々と起こる問題に目が離せません。
<本好きの下剋上>
「第一部〜兵士の娘T」
「第一部〜兵士の娘U」
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