香月美夜 著
「本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部「兵士の娘U」」
(TOブックス)※電子書籍
見知らぬ世界で、貧しい家の幼い少女マインに生まれ変わってから一年。彼女は本が大好きにも関わらず、手に入れるどころか、読書さえ難しい中、本作りに追われる毎日だった。何とか文字を書き残すべく奮闘するも失敗続きで前途は多難。おまけに「身食い」に侵されて寝込んでばかり。持ち前の頑張りで、お金を稼ぎつつ、近所に暮らす少年・ルッツの助けもあって、ようやく本格的な「紙作り」が始まるが……さて、一体どうなるやら?−出版社HPより−
1作目を献本でいただいて読んでから、ずっと気になっていたシリーズ。原価で買うのは高いからな・・と躊躇していました。文庫にもならないですし。
たまたま電子書籍のサイトを見ていたらセールで半額くらいになっているのを発見し、あわてて購入。読み始めると次々読みたくなって止まらない!
1作目を読んだのが2017年。8年も前だったので心配でしたが、アニメ化されたものも見ていたお陰ですぐに思い出して、世界観に入り込むことが出来ました。
前作で商人であるベンノと会い、色々と商売について教えてもらえるようになったわけですが、ルッツの試験も兼ねて紙作りがいよいよ始まります。
本を読みたいという願いを叶えるためにまず紙を作る所から始めないといけないとは・・。しかも本人の最終目標が図書館の司書ですから、気が遠くなるような道のりです。
本というものが庶民の元にないということは、識字率がかなり低いということ。お貴族様以外はほぼ字が読めないし書けない状況なわけです。
商人にお金を出してもらうためには、商品が売れないといけないわけで、本を作っても売れない状況では困ります。
とりあえずは、簡易リンス入りシャンプーを商品にしたり、髪飾りを売ったりすることで資金を集めて行くことに。
紙を作るためには道具も必要、場所も必要、人手も要る。ほんと、うんざりするほど遠い道のりです。
それでも何とか木から紙を作ることが出来そうだとわかると、それだけでテンション爆上がりのマイン。活字中毒の彼女が、全く活字も紙さえもない世界にいるのですから、紙が作れるかも!?というだけでテンションが上がるのはわかる気がします。
ただ、テンションが上がると熱を出して数日寝込んでしまう体質なので、なかなか進まないという問題もあり、いつになったら作れるのか。
気づけば、シリーズの巻数がものすごいことになっているようです。最後まで読めるのか不安になっていますが、今の所面白くてハマっているので、どんどん読み進めるつもりです。
<本好きの下剋上>
「第一部〜兵士の娘T」
↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。
