
シリーズ4作目。表題作はいつの時代も問題になっていることが描かれていて、やる方は軽い気持ちだろうけど、被害者はたまらない。時々追いかけて事故に合ってしまって「やりすぎ」と世間から叩かれて・・という話を時々聞きますが、被害者の気持ちになると追いかけたくもなるだろうと思います。面白半分なのがまたたち悪い。他の話も面白く読めました。
読了日:01月06日 著者:西條 奈加

ホテルに泊まりたい、ちやほや世話を焼いてもらいたいとは決して思えないので、理解できない部分もありましたが、謎解きは面白かったです。ただ、登場人物のイメージがわきにくいせいか、だれがだれだかわからなくなるのが困りました。相関図も欲しかったです。事件自体は悲しかったですし、理不尽すぎるとも思います。
読了日:01月16日 著者:柴田 よしき

かわいい表紙とは裏腹にちょっと重めな内容でした。子どもたちはかわいらしいというより繊細でしっかりしている感じ。先生である尼さんは自信が無さ過ぎて頼りなく感じます。かわいらしい日常が描かれるのかと思えば、事件が発生して予想と違ったのが残念でした。続きがありそうな雰囲気で終わりました。
読了日:01月22日 著者:篠 綾子

せっかくハンナは3姉妹なんだから妹たちのキャラを以前のように分けておいたらいいのに、アンドリアのこともお菓子作りの名人かのような設定にしてしまったら代り映えしないよね。今まではミシェルを名助手にしていたのになぜ変えたのかも意味不明。ハンナは一人で生きていく!と決めたかのようなのに2人の男性を翻弄して何なの!?・・と文句が次々出てしまいます。でも最後が気になるので続きも読むでしょう。
読了日:01月26日 著者:ジョアン フルーク

始めから嫌な展開から始まり、顔をしかめながら読んでいたら急に裁判シーン。犯人がすでに捕まって裁かれているのかと思ったら真犯人は別にいるというパターン。ワクワクしながら読みましたが、違う人たちの場面があって混乱しているうちにあっさりと解決。もっとページ数を増やしてもっと時間をかけて解決してほしかった気がします。暴力以外の妨害がもっとあっても良さそうです。
読了日:01月30日 著者:下村 敦史
全部で5冊。
重めの本が多かったかな。
特に印象に残ったのは「よろずを引くもの」です。