2024年12月02日

11月のまとめ

ミカエルの鼓動 (文春文庫 ゆ 13-3)ミカエルの鼓動 (文春文庫)
心臓手術を行うことが出来る医療ロボット・ミカエルを巡る医療関係者の信念とプライドと金銭絡みなどなどの問題が描かれています。色々とくどい部分はありましたが、ミカエルがもっと安定しているのであれば医療にとって本当に素敵なことではあると思います。そこに人間のさまざまな欲望が絡むとろくなことが無い・・
読了日:11月05日 著者:柚月 裕子


月の都 海の果て (講談社文庫 な 97-3)月の都 海の果て (講談社文庫)
シリーズ3作目。なんで読んでいるんだっけ?と自分でも不思議になるシリーズではありますが、後1作で終わると思うので最後まで読むつもりです。何か、登場人物たちに魅力を感じないんですよね・・。しかし、残り1作で全て丸く収められるのだろうか?それだけが不安。
読了日:11月12日 著者:中村 ふみ


最後の晩ごはん 後悔とマカロニグラタン (角川文庫)最後の晩ごはん 後悔とマカロニグラタン (角川文庫)
後輩であり弟のように感じている李英とケンカする海里。でもこれだけ冷静に話し合えたらより絆が深まって良いですね。周りのサポートもさり気なく、そして大胆で素敵です。こんなに出来た人だらけな作品も珍しい・・
読了日:11月15日 著者:椹野 道流


おはようおかえり (PHP文芸文庫)<おはようおかえり (PHP文芸文庫)
代々続く店を長子が継がなければならないというわけではないけれど、なんとなく継ぐつもりでいる長女と、自由奔放な妹。どちらにも悩みはあって、どんな人生を歩んでいくのか、続きも知りたい感じがしました。ちょっと不思議だけど深くて読みやすい話でした。
読了日:11月19日 著者:近藤 史恵


神様の子守はじめました。12 (コスミック文庫α し 1-12)神様の子守はじめました。12 (コスミック文庫α)
最近は、子どもたちの可愛さよりも梓の人の好さが際立つ感じ。でもほんとがんばっていると思います。梓って、人生一回やってきた感じ。心の広さもすごい。子どもたちが育った後、どうやって生きていくんだろう?変な心配をしてしまいます。
読了日:11月24日 著者:霜月りつ


香君3 遥かな道 (文春文庫 う 38-4)香君3 遥かな道 (文春文庫)
一つの穀物でここまで人を支配して、ここまで振り回される世界って、想像するだけでぞっとします。素早く育つのは良いけれど強すぎても困ります。生物の世界は弱肉強食、そして食物連鎖がないとうまくいかないんだと改めて思い知らされました。これで安泰とはいかないんだろうな。続きが気になります。
読了日:11月28日 著者:上橋 菜穂子



全部で6冊。ページ数の少ない本が多かったのでこのくらいですね。

特に印象に残ったのは「香君3」です。

posted by DONA at 15:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:まとめ
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