
旅行は好きでは無いですし、海外には特に行きたくないですけど面白く読めました。添乗員さんって想像するだけで大変な仕事です。大人の我が儘ほどややこしい物はないですね。理不尽なことを言ってくる大人に対して笑顔で対応するなんて尊敬します。好きなことを仕事にするというのが良いことばかりではないのは痛いほどわかります。好きなことだからこそ嫌になることもあります。
読了日:07月02日 著者:近藤 史恵

明子の気持ちもわかりますが、イライラしてしまう息子の気持ちもわかります。義理の娘くらいの距離感がちょうどいいんでしょうね。ラップ上とはいえ言いたいことが言えて良かった。色々と都合よくいきすぎ感はありますが、面白かったとは思います。ラップがよくわからないですけど。
読了日:07月05日 著者:宇野 碧

アスマの迷いと決心は素晴らしい展開だとは思いますが、事件が起きるまでが長くてちょっと流し読みしてしまいます。残りわずかになってやっと事件が発生し、検視するからこの先の展開があっさりなんだろうと想像が出来るのが残念。もう少しここの部分が盛り上がっても良さそうです。
読了日:07月11日 著者:椹野 道流

連作短編で、登場人物が次々繋がっているので、しっかり人物を把握しておかないと次の話についていけません。私、名前を覚えるのが苦手なのでだんだん「誰?」となってしまいました。特に大きな山場もなく穏やかに流れる話たちでした。
読了日:07月15日 著者:青山 美智子

相変わらずのドタバタで、子どもたちはひたすら可愛くて、ハラハラしながらもほのぼの。最近は梓の人柄の良さが際立っています。
読了日:07月16日 著者:霜月りつ

銀座にある老舗の文房具店の物語。そこにやって来るお客さんたちの人生と文房具の結びつきが面白くて素敵でした。感動的な話もあり、素敵な読書時間になりました。シリーズになっているようなのでまた読みます。
読了日:07月23日 著者:上田 健次

仕出屋に婿入りした鈴之助の話。何もしないで暮らせるのが嬉しい人もいるでしょうが、やはり人間って役に立たないと生き甲斐がないんですよね。彼は彼なりに店の役に立ち、読者にも感動を届けてくれました。双子の運命の話は涙無しでは読めませんでした。
読了日:07月29日 著者:西條奈加
全部で7冊。一日で読んでしまった本もあった割には少ないですけど、最近では多い方かな?
特に印象に残ったのは「婿どの相逢席」です。