
霜月りつ 著
「神様の子守はじめました。9」
(コスミック文庫α)
四神子が卵から孵って半年以上が過ぎ、常に一緒に行動してきた子供たちも、今ではひとりひとり好きなものができて別行動をとるようになってきた。普通の人間なのに仮親を任命された羽鳥梓は、そんな子供たちを頼もしく思ったり寂しさを感じたりで複雑な想いを抱くようになってきた。だが、まだまだ手のかかる子供たちは、いきなり探偵になりたいと言い出したり、嘘ばっかりつくようになったりとハラハラするも楽しく新鮮な毎日で―。−裏表紙より−
「神子たち、遊ぶ」「神子たち、フリマを楽しむ」「白花、雷獣と修行する」「蒼矢、梓の悪夢を払う」「神子たち、キャンプへ行く」
あらすじを読んでまずびっくり! まだ半年しか経っていないの!? なのに9巻?? どんな時間の過ぎ方なんだか・・。
それなのにかなり大きくなっている四神の子供たち。人間でいう所の4〜5歳な感じなんですけど!
お友だちも出来てきて、今後どうごまかすつもりなのか・・
少しずつ自分で考えて行動できるようにはなってきて、梓のラクになったかと思えば、実は今が一番大変なのかもしれないですね。今まではごまかせてたこともごまかせなくなりますし、体力もついてきますしね。
でも、梓の人の良さが今回再認識できたので、まあ彼なら大丈夫と改めて思えたので大丈夫とは思いますが。
自分のことより四神の子たちを優先しますし、見ず知らずの困っている人のことも優先します。子供たちの世話を彼に任せた神様はさすがと言うべきですね。
今回一番面白かったのは、蒼矢の話でした。嘘つきになった彼に対してみんな困っていたので、梓が神様に相談しました。すると、蒼矢が付いた嘘が全て本当になるという現象が。
これは子供にとってはなかなか辛いし怖い! もちろん猛反省した蒼矢です。
白花も自分の力をコントロールしたいということで、修行を始めますし、それぞれ大きく成長中です。
<神様の子守シリーズ>
「神様の子守はじめました。1」
「神様の子守はじめました。2」
「神様の子守はじめました。3」
「神様の子守はじめました。4」
「神様の子守はじめました。5」
「神様の子守はじめました。6」
「神様の子守はじめました。7」
「神様の子守はじめました。8」
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