2024年02月01日

1月のまとめ

閉鎖病棟 (新潮文庫)閉鎖病棟 (新潮文庫)
精神疾患を抱えた患者たちが入院している病院の話。色んな病気があって、色んな症状があって、個性も色々。過去に犯罪を犯している人もいて、心に傷をもちながらも健気に生きている姿が素敵でした。最後も希望のもてる終わり方で、さわやかな読了感でした。
読了日:01月04日 著者:帚木 蓬生


しろがねの葉しろがねの葉
舞台は狭い世界での話ですが、なかなか壮大な物語でした。ただ、終始暗い雰囲気が流れていて、読んでいて苦しい場面も多く、一気読みは出来ませんでした。読み終わったら大河ドラマを見たような重さがあって、ため息が出ました。
読了日:01月12日 著者:千早 茜


トリプルチョコレート・チーズケーキが噂する (mirabooks)トリプルチョコレート・チーズケーキが噂する (mirabooks)
何で読んでいるのかわからないのに発売されたらすぐに買って読んでしまう、謎のシリーズ。今回の被害者は、いつかは殺害されると思っていたあの人。殺されそうだからこのまま殺されずに終わるのかと思ったら・・でした。しかも理由が意外でした。事件よりも気になったのは、ハンナの頭の中のやり取り。何でしょう?悪者と良い人が頭の中で言い合いするなんて。これって必要??なんかイライラの場面が増えた感じがします。ハンナの性格、どんどん悪くなるし。でもまた次も読むんだろうな。
読了日:01月18日 著者:ジョアン フルーク


天を測る (講談社文庫)天を測る (講談社文庫)
個人的にあまり好きでは無い幕末の話。幕末といえば、新撰組とか坂本竜馬とかの視点で描かれることが多いですが、この作品では全く別の視点で描かれているので新鮮でした。歴史上の偉人と呼ばれている人たちが意外と役に立たないというのが爽快でもありました。時代小説でも今野敏らしさ全開です。
読了日:01月25日 著者:今野敏


最後の晩ごはん 初恋と鮭の包み焼き (角川文庫)最後の晩ごはん 初恋と鮭の包み焼き (角川文庫)
朗読も奥が深いんだなと変な所に感心。一度じっくり聞いてみたいものです。海里はずっと悩んで苦しそうですが、成長もしているので頼もしくなってきました。お兄さん夫婦の決断も素敵。そして作家先生もがんばりました。
読了日:01月30日 著者:椹野 道流




全部で5冊。時間がかかってしまう本が多かったです。

posted by DONA at 14:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:まとめ
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