2023年11月01日

10月のまとめ

古本食堂 (ハルキ文庫 は 16-1)古本食堂 (ハルキ文庫)
東京の土地勘があったらもっと楽しめたのかもしれないな、と思います。古本も苦手なので古本屋も入ったことがないし。じゃあなんで読んだんだ!って突っ込まれそうですね。 小難しい所もありましたが、全体的には読みやすくて結構楽しかったかも。登場人物も魅力的でした。そのうち、スピンオフ的に元の店主が生きていた時の店の様子を描いてほしいです。雰囲気はどんな感じだったんだろう?気になります。
読了日:10月04日 著者:原田 ひ香


半沢直樹 アルルカンと道化師 (講談社文庫)半沢直樹 アルルカンと道化師 (講談社文庫)
久しぶりの半沢、面白く一気読みでした。「アルルカン」って知りませんでしたが、なかなか深い話でしたし、画家と画家志望の友情が素敵でした。倍返しもうまくいきました。若干残ったのは腹が立ちますがそれはまた次回やってくれるのかな?期待しています。
読了日:10月11日 著者:池井戸潤


筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。 (宝島社文庫)筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。 (宝島社文庫)
これは・・・よくあるパターンですね。イケメンで変人で偏屈で人付き合いは苦手だけど、本当は優しい人。最後は何となく女性と良い感じになる?的な。ちょっと飽きてくるパターンです。見て感動するような「書」は興味ありますけど、それ以外はどうでも良いかな。
読了日:10月17日 著者:谷 春慶


葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)
なるほどそうだったのか・・な結末。始めは読みにくい感じがしましたが、鮮やかなどんでん返しにスッキリしました。終始暗い雰囲気の中、妹さんの面白さに救われる気がしました。色々とヒントみたいなものはちりばめられていたのにすっかり先入観をもってしまっていました。
読了日:10月20日 著者:歌野 晶午


心淋し川 (集英社文庫)心淋し川 (集英社文庫)
心町という場所での人間模様が描かれています。そこに流れている川が澱んでいて、夏になると嫌な匂いがしてくるという情緒も無い川。そんな川のようにそこに住む人たちにも色々な心の闇が。うまく川と絡めながら色んな人の人生を描いていて、心に沁みるような読書になりました。どの話も良かったな。
読了日:10月26日 著者:西條 奈加


最後の晩ごはん 閉ざした瞳とクリームソーダ (角川文庫)最後の晩ごはん 閉ざした瞳とクリームソーダ (角川文庫)
今回はなかなか難しい話でした。心に傷を負った方にどのように接したら良いのか、色々考えさせられました。海里は少しずつ成長し、夏神さんはまた前に少し進み、そして新たな恋も生まれ、色々と楽しみになってきました。
読了日:10月30日 著者:椹野 道流



全部で6冊。長い話もあった割にはよく読めたかな?

特に印象に残ったのは「半沢直樹 アルルカンと道化師」「心淋し川」です。

posted by DONA at 14:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 読書:まとめ
この記事へのコメント
DONAさん、大変ご無沙汰しております。
私も心淋し川と古本食堂かなり好きな小説でした。池井戸さんのアルルカンは前に読んだのですが、
すっかり忘れてしまったので再読しようと思っています。
最近は前ほど小説を読んでいないのですが、
やっぱり小説は面白いなと思います。
Posted by チャウ子 at 2023年11月02日 11:22
>チャウ子さん
お久しぶりです!こちらこそご無沙汰しております。
やはり共読本多いですね〜。アルルカンは半沢ではない場面で感動しました。半沢シリーズで久々に面白かったです。
またぜひあそびに来てくださいね。こちらもうかがいます!
Posted by DONA at 2023年11月07日 14:44
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