
霜月りつ 著
「神様の子守はじめました。7」
(コスミック文庫α)
アマテラスから預かった四神の子供たちは日々成長し、普通の人間である羽鳥梓は思いがけないトラブルに巻き込まれながらも愛情深く子供たちを育てていた。ある夏の日のこと。梓と子供たちは、おなじみの神社へカブトムシをとりに、はりきって出かけていった。不思議なことに子供たちにベタ甘な水の精・翡翠は珍しく居残りで・・。なんと2時間サスペンス大好きな翡翠は、ご近所の高畠さんと組んであやしげな噂のあるアパートの住人を偵察しにいくことになっていたのだ!!−裏表紙より−
いつも表紙の絵がかわいいですが、今回は浴衣を着ている子どもたちが更に可愛いです。
表紙から想像がつくように、子どもたちは初めての夏祭りに参加します。夜店があって、盆踊りを踊って。
でもこのシリーズでは、普通に夏祭りに参加して、子どもたち可愛い〜!で終わるわけもなく。普通の町内のお祭りに参加していたはずが、謎の神様による嫌がらせ?でおかしなことになります。せっかく可愛く浴衣を着たのに・・。
で、別の話でリベンジ的に、今度は神社で出店される夜店に行くことになりました。これで色々楽しめるし経験できる、と思ったのに、このシリーズでそううまくいくはずもなく。またまた面倒に巻き込まれます。
普通の祭りや夜店には参加できなくても、子どもたちはそれぞれ色んな経験をして大きくなっているようでそこは安心です。
子どもながらに色んなことを考え、他人のためにも行動出来るようになっている子どもたち。梓のお陰でとても良い子に育っています。
今回は番外編として、梓が休日をもらう話が描かれます。初めは仕方なく子どもたちを引き受けて、右も左もわからずに育てていたのですが、今では立派な保護者になっています。こんなに子どもたちとべったりになっていたら、成長著しい彼らと別れる時にはどうなるやら。こうなってくると、子どもたちよりも梓の方が心配になります。
このシリーズはすでに10冊以上書かれているようです。いつになったら追いつくのか・・・。
<神様の子守シリーズ>
「神様の子守はじめました。1」
「神様の子守はじめました。2」
「神様の子守はじめました。3」
「神様の子守はじめました。4」
「神様の子守はじめました。5」
「神様の子守はじめました。6」
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