
石田祥 著
「猫を処方いたします」
(PHP文庫)※電子書籍
京都市中京区の薄暗い路地にある「中京こころの病院」。心の不調を抱えて病院を訪れた患者に、妙にノリの軽い医者が処方するのは、薬ではなく、本物の猫!?戸惑いながらも、猫を「服薬」する患者たち。気紛れで繊細、手がかかるけど愛くるしい猫と暮らすことで、彼らの心も変化していく。そして医者が猫を処方するのには、ある理由があって―。猫と人が紡ぐ、ハートフルストーリー!
−出版社HPより−
初めましての作家さんです。ネットでの感想を読んで面白そうだったので読んでみました。
文章は私的には合わない感じで、ちょっと読みにくかったです。
内容は、不思議で不気味でゾクッとさせられるような感じでした。猫が出てくるから癒されるのかと思ったら、逆に怖い感じ。
ホラーというわけではないですが、ノリの軽い医者の存在が怖かったです。
私の中で、千と千尋の神隠しに出てくる「カオナシ」のイメージが出来てしまい、カオナシが白衣を着ているのを想像して余計に怖くなりました。
あらすじにあるように「ハートフル」な部分もあるのですが、私は好みではありませんでした。
猫は好きなんですけどね。残念でした。
↓ ランキングに参加中 お帰りの際にポチッ×2と押して行って下さると嬉しいです。


タグ:石田祥