2022年11月09日

津村記久子「とにかくうちに帰ります」

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 津村記久子 著
 「とにかくうちに帰ります」
 (新潮文庫)※電子書籍


うちに帰りたい。切ないぐらいに、恋をするように、うちに帰りたい―。職場のおじさんに文房具を返してもらえない時。微妙な成績のフィギュアスケート選手を応援する時。そして、豪雨で交通手段を失った日、長い長い橋をわたって家に向かう時。それぞれの瞬間がはらむ悲哀と矜持、小さなぶつかり合いと結びつきを丹念に綴って、働き・悩み・歩き続ける人の共感を呼びさます六篇。−出版社HPより−


初めましての作家さんです。

ネットでの感想を読んでいたら面白そうだったので読み始めたのですが、なぜこれを読もうと思ったんだっけ?と自分で疑問に感じるくらい思っていたのとは違う話が始まって戸惑いました。

文章も私には合わない感じで慣れるまで時間がかかりました。

「とにかくうちに帰ります」という題名なのにそんな話がなかなか出てこず、何となくエッセイのような雰囲気もあり、とりあえず職場での愚痴を読まされている状態が辛かったです。

あらすじを読んだら、なるほどそういう意味でうちに帰りたいんだ。とは思えるのですが、そういう意味でなら読まなくて良かったかも。


そして最終話になってやっと本当の意味での「とにかくうちに帰ります」になりました。

よく東京の人が「帰宅難民」になって駅のホームに溢れかえっているのをニュースで見ますが、その状況を文章で読んでいる感じ。そうか、だからあんな現象が起こるんだと変な感心をしてしまいました。

確かに職場で気まずい状況を目撃してしまったら出社せざるを得ませんが、他に部屋はなかったのかな?とか、こういう状況になることは分かっているんだから早く帰れば良いのにとか、ツッコミどころが満載でした。

そこまでして帰りたい家があるってある意味幸せなのかもしれませんけど、雨はいつかおさまるんだから動かずに待てば良いのにと思ってしまいました。ほとんど共感できず。


最後までよくわからない読書でした。でもネットでの評判は良さそうなので、私に合わないだけなのでしょう。


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タグ:津村記久子
posted by DONA at 14:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:その他
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