2022年02月21日

ジョアン・フルーク「チョコレートクリーム・パイは知っている」

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 ジョアン・フルーク 著
  上条ひろみ 訳
 「チョコレートクリーム・パイは知っている」
 (mirabooks)※電子書籍


ハンナは傷つき悲しみに暮れていた。愛するロスの裏切りが発覚したのだ。家族や友人たちに支えられながらなんとか立ち直ろうとしていたその矢先、行方不明だったロスが突然現れ、ハンナを愛している、もう一度やり直すために銀行に預けてあるお金を引き出してきてくれと告げる。彼の身勝手さに怒りを覚えるも、人が変わったようなようすにハンナは戸惑う。そんななか、信じられない事件が起きて・・・。−裏表紙より−


22作目。かなり文句タラタラなシリーズなのですがなぜか気になるし、読み始めると一気読み状態なんですよね。自分でも不思議です。

年に一回なので前作のことをほぼ忘れてしまっている状態で読むことになる新作。でも今回はさすがにロスの秘密については覚えていました。

ものすごい犯罪者なのかと思ったら意外と普通の裏切りなんだねって感じだったので、読者としては「まあそういうこともあるんじゃない?」くらいのあっさりした気分ではあります。

っていうか、ハンナはロスとかなり長い付き合いのはずですから、彼がどんな人なのかわかっていそうな気がするのにあっさり騙されるんだ・・。

そして突然ロスのことを大っ嫌いになるハンナに対しても不信感。確かに裏切られてはいますけど、そんなに拒否するかな?前作のハンナの言動を思い起こすと今回のように冷たくなれるものかな?と疑問です。

毎回ハンナは性格が変わる気がします。今回はイライラ系。

それよりも、ロスの人格の変化にびっくりです。ここまで変わるならもっと早くハンナは片鱗を見そうなものなのに気づかなかったんだね?

色々引っかかってしまいます。


今回も末の妹・ミシェルの性格の良さと、気の付きようが最高で、ノーマンの献身ぶりにも惹かれます。つまり、ハンナは見る目がないってことで。

だんだん、自分の店の経営は投げやりな感じになっていますし、どうするつもりなんだろう?と心配になります。いや、心配はしていませんけど。こういう風に何となく人生うまく行く人っていますよね。ハンナもそういう人なんでしょう。

最後のオチには驚きましたけど、まあそういうこともあるでしょうね、まあこの問題も周りの人の支えでうまく解決させて幸せになるんでしょう。

何だか本当にどうでもよくなっていますが、きっとまた来年発売されたら読むと思います。


<お菓子探偵ハンナシリーズ>
「チョコチップクッキーは見ていた」
「ストロベリーショートケーキが泣いている」
「ブルーベリー-マフィンは復讐する」
「レモンメレンゲ・パイが隠している」
「ファッジ・カップケーキは怒っている」
「シュガークッキーが凍えている」
「ピーチ・コブラーは嘘をつく」
「チェリー・チーズケーキが演じている」
「キーライム・パイはため息をつく」
「キャロットケーキがだましている」
「シュークリームは覗いている」
「プラムプディングが慌てている」
「アップルターンオーバーは忘れない」
「デビルズ・フードケーキが真似している」
「シナモンロールは追跡する」
「レッドベルベット・カップケーキが怯えている」
「ブラックベリー・パイは潜んでいる」
「ダブルファッジ・ブラウニーが震えている」
「ウェディングケーキが待っている」
「バナナクリーム・パイが覚えていた」
「ラズベリー・デニッシュはざわめく」


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