2022年01月20日

今野敏「継続捜査ゼミ2 エムエス」

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 今野敏 著
 「継続捜査ゼミ2 エムエス」
 (講談社文庫)


警察学校校長を最後に退官した後、女子大教授となった小早川は未解決事件を取り上げる「継続捜査ゼミ」を主宰する。5人のゼミ生が次のテーマを「冤罪事件」に決めるなか、学園祭でのミスコン反対運動を推進する女子学生・高樹晶と小早川が議論を交わした後、高樹がキャンパスで襲撃された。傷害容疑で任意同行を求められる小早川。疑いが晴れない教授のため、ゼミ生たちが推理と行動を始める! 女子大を舞台にした人気シリーズ最高潮!!−裏表紙より−


シリーズ2作目は、継続捜査のことよりも、小早川が傷害事件の容疑者になったことを重点的に描いています。

学園祭が近づく大学。学生たちも準備に忙しく、空気も浮足立っている感じです。でも小早川のゼミ生たちは意外と変化がなく、いつも通りに生活しているようです。


学園祭の目玉となるのが「ミスコン」です。ミスコンなんて今もあるんだと思っていたら、やはり反対派がいるようで、ビラを配ったり演説したりして活発に動いていました。

小早川は「別にやっても良いんじゃない?」というスタンスだったので、反対派を先導する学生と議論をすることになりました。お互いに意見をぶつけ合った後、その日だけでは決着がつかなかったため、お互いの言い分を改めて考えるということで一旦別れました。

その後すぐに、その学生が何者かに襲われ、病院に搬送される事件が起きます。当然、直前に被害者と一緒にいた小早川が疑われます。事件に気づいて首を突っ込んでしまったせいもあるのですが、何を言っても容疑が晴れないどころか、小早川の言動が全て裏目に出てしまい。疑いが濃くなる事態でした。

表立って動けない小早川に代わり、ゼミ生たちが色々と調査を始めます。


ゼミの内容は冤罪事件を取り上げていました。ただ、そちらはあっさり終わりました。でもあっさりではありましたが、腹が立つ展開で、これはもう少し深く調べて欲しかった気はします。


小早川の件は、警察の動き方が気になりました。とりあえず誰も亡くなっていないわけで、ここまで真剣に捜査するものなのか?と思いましたし、何よりも自分の立場だけでここまで偏った捜査の仕方をするものなのか?と疑問でした。

現実世界ではもっと公平な見方をしてもらいたいものです。きっと実際にはこんなことはないと信じたいです。


<継続捜査ゼミ>
「継続捜査ゼミ」


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posted by DONA at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:今野敏
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