ジョアン・フルーク 著
上條ひろみ 訳
「ラズベリー・デニッシュはざわめく」お菓子探偵ハンナシリーズ21
(mirabooks)※電子書籍
ロスが出ていって2週間。ハンナは悲しみをこらえ、いつものようにオーブン仕事に明け暮れていた。そんなある晩、ロスの車を使っていた彼のアシスタントのPKが、ハンナとのビデオ通話中に意識を失い、事故で帰らぬ人となってしまう。ロス宛てに届いた薬物入りのチョコレートを食べて心臓発作を起こしたのだ。一体誰がこんなことを? ハンナは調査を開始するが、驚愕の事実が次々と明らかになり……。−裏表紙より−
事件が起こってまず思ったのは「PKって誰?」ってことでした。どうやら前にも出て来ていたらしいですが、覚えていませんでした。いつも適当に読んでいるのがばれますね・・。
前作に引き続き、ハンナが気に入らないと思っていない人が被害者となりました。ハンナにとってはそれよりもロスの失踪の方が気になるので、それどころではない感じです。でも、被害者がロスのアシスタントだったことと、殺され方が毒殺で、もしかして狙われたのはロス?という可能性があったことで調べに熱が入ることに。
大体、ロスはどうしていなくなったのか、どこに行ったのか、戻るつもりはあるのか、など謎がいっぱいの状態なので、調べざるを得ません。
ロスと結婚生活を送っていたときは、何だか冷静というか、本当に好きなの?というクールな感じだったのに、出て行ったとたんにハンナはどれだけロスを愛していたか!という言葉の数々。白けてしまいます・・。
白々しいまでに傷心するハンナを甲斐甲斐しく支えるノーマンの姿が一番読んでいて辛かったです。そんな彼に対してハンナは「ノーマンのような親友がいて良かった」なんて言う始末。本人に言わないだけマシですけど。
最後にはロスの秘密も明らかになり、ハンナは大きなショックを受けてしまいます。読者の方は「意外とそんな単純な理由なんだ」って拍子抜けくらいな気分ですけど。
さんざん文句を書きまくっていてなんですが、惹きつける物があるんですよね・・。お陰でずっと追って読むことになっているわけですが。今後も文句言いつつ読み続けることでしょう。こうなったら、シリーズが完結するまで付き合いますよ!
<お菓子探偵ハンナシリーズ>
「チョコチップクッキーは見ていた」
「ストロベリーショートケーキが泣いている」
「ブルーベリー-マフィンは復讐する」
「レモンメレンゲ・パイが隠している」
「ファッジ・カップケーキは怒っている」
「シュガークッキーが凍えている」
「ピーチ・コブラーは嘘をつく」
「チェリー・チーズケーキが演じている」
「キーライム・パイはため息をつく」
「キャロットケーキがだましている」
「シュークリームは覗いている」
「プラムプディングが慌てている」
「アップルターンオーバーは忘れない」
「デビルズ・フードケーキが真似している」
「シナモンロールは追跡する」
「レッドベルベット・カップケーキが怯えている」
「ブラックベリー・パイは潜んでいる」
「ダブルファッジ・ブラウニーが震えている」
「ウェディングケーキが待っている」
「バナナクリーム・パイが覚えていた」
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