2020年12月24日

今野敏「連写 TOKAGE3特殊遊撃捜査隊」

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 今野敏 著
 「連写 TOKAGE3特殊遊撃捜査隊」
 (朝日文庫)


国道246号沿いでバイクを利用した強盗が連続発生、警視庁の覆面捜査チーム「トカゲ」に出動命令がくだる。IT捜査専門の捜査支援分析センターも動員され、「黒ずくめのライダー」を捜すが、なぜか糸口が見つからない・・。犯人はどこへ消えたのか?−裏表紙より−


シリーズ第3弾です。前作を読んだのは2012年ですから、約8年前!? 覚えていないわけだ・・。このシリーズは始めから読まなくても大丈夫なので何とかなりました。

TOKAGEというバイクに乗った捜査チームの話で、バイクに乗るのが得意な警察官たちによって構成されています。とはいえ、交通機動隊とは別部隊で、普段は刑事として事件の捜査をしていて、バイクの機動力が必要な事件が発生したら、チームが集められるという部署です。

あまり表立って活動しないので、誰がメンバーなのかも秘密です(とはいえ内部の人間にはわかっています)し、制服があるわけではありません。

そんなTOKAGEチームが集められて今回捜査するのは、バイクを利用した強盗事件。

バイクに乗ってやって来て、ライダースーツの状態でコンビニ強盗を起こして、警察がやって来る前にバイクで逃走するという犯人。どうやら複数人いる様子だということで、チームもバイクで走りながら捜査します。

奇しくも強盗と同じスタイルで聞き込みにやってくるメンバーに、被害者も驚きますし、周りの人たちもおびえてしまう状況。彼らが聞き込みした方が色々細かい部分が聞けて良いということはわかるのですが、それにしても効率が悪い気がしてしまいます。


この強盗にはバイクならではの特徴があり、そのことに早く気づけたのはバイク乗りならではなのかもしれません。そして、犯人の狙いが他にありそうだということになり、警戒を強めていきます。


3作目でやっとTOKAGEチームの特徴が生かせた内容になっていました。今まではもっと活躍してほしい!と不満だったのですが。


ただ、時々はさまれる、新聞記者のゴタゴタは要らなかったな〜と。もっとチームだけの話で良かった気がします。

題名の「連写」というのは、チームメンバーの上野の能力のことで、バイクを走らせながら何気なく見ている景色を頭の中でカメラのシャッターを切るようにしながら自然と記憶出来るのです。だからこそ気づける事件解決の糸口がありました。上野くん、成長していますよ!


次作も楽しみにしています。


<TOKAGEシリーズ>
「TOKAGE 特殊遊撃捜査隊」
「天網」



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posted by DONA at 15:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:今野敏
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