
表題作が一番印象に残りました。何ともいたたまれない・・。巻き添えになった少年が可哀そう過ぎました。他の話も顔をしかめてしまうような事件があり、殺人がいけないことというのがわかっていても、どこかで「仕方ない」と思ってしまうこともあり、そんな自分にゾッとしました。
読了日:07月03日 著者:薬丸岳

いつも重めな内容の話が多い作家さんですが、今回はサラッと読めてなかなか爽快でした。飛び交うお金の額が大きすぎてイマイチ感覚がわからないですが、その分他人事感が大きくて楽しめました。シリーズ化してくれるかな??
読了日:07月09日 著者:柚月 裕子

本格ミステリではあるのですが、だれが誰だかどんどんわからなくなっていくのが困りました・・。しかも、よくある連絡手段のない離れ小島とか山奥とかでもないのに、どうして彼らはこの家から出ないんだ?とか、警察も捜査に来ているんだから誰か警護したらどうなんだ?とか色々突込みたくなってなかなか集中できず。犯人は多分この人だろうという人でしたが、動機も納得できず。まあ連続殺人なんてそんなものなんでしょうけど。
読了日:07月24日 著者:芦辺 拓

2作目も面白かった! おやすの周りの人たちにもたくさん悩みがあって、でもそれぞれの悩みはおやすにとっては贅沢に思えたり、可哀そうに思えたり・・。この時代の女性は本当に大変です。自分の生きたいように生きられていた女性はどのくらいいたのか・・。次はおやすも恋する頃かな??
読了日:07月30日 著者:柴田よしき
ということで4冊。相変わらずの少なさです。
どんどん感想も忘れているので、覚えている本だけチラチラと書いていきます。