2020年08月03日

7月のまとめ

刑事の怒り 刑事・夏目信人 (講談社文庫)刑事の怒り 刑事・夏目信人 (講談社文庫)
表題作が一番印象に残りました。何ともいたたまれない・・。巻き添えになった少年が可哀そう過ぎました。他の話も顔をしかめてしまうような事件があり、殺人がいけないことというのがわかっていても、どこかで「仕方ない」と思ってしまうこともあり、そんな自分にゾッとしました。
読了日:07月03日 著者:薬丸岳


合理的にあり得ない 上水流涼子の解明 (講談社文庫)合理的にあり得ない 上水流涼子の解明 (講談社文庫)
いつも重めな内容の話が多い作家さんですが、今回はサラッと読めてなかなか爽快でした。飛び交うお金の額が大きすぎてイマイチ感覚がわからないですが、その分他人事感が大きくて楽しめました。シリーズ化してくれるかな??
読了日:07月09日 著者:柚月 裕子


殺人喜劇の13人 (創元推理文庫)殺人喜劇の13人 (創元推理文庫)
本格ミステリではあるのですが、だれが誰だかどんどんわからなくなっていくのが困りました・・。しかも、よくある連絡手段のない離れ小島とか山奥とかでもないのに、どうして彼らはこの家から出ないんだ?とか、警察も捜査に来ているんだから誰か警護したらどうなんだ?とか色々突込みたくなってなかなか集中できず。犯人は多分この人だろうという人でしたが、動機も納得できず。まあ連続殺人なんてそんなものなんでしょうけど。
読了日:07月24日 著者:芦辺 拓


あんの青春 春を待つころ お勝手のあん (ハルキ文庫 し 4-4 時代小説文庫)あんの青春 春を待つころ お勝手のあん (ハルキ文庫 時代小説文庫)
2作目も面白かった! おやすの周りの人たちにもたくさん悩みがあって、でもそれぞれの悩みはおやすにとっては贅沢に思えたり、可哀そうに思えたり・・。この時代の女性は本当に大変です。自分の生きたいように生きられていた女性はどのくらいいたのか・・。次はおやすも恋する頃かな??
読了日:07月30日 著者:柴田よしき



ということで4冊。相変わらずの少なさです。

どんどん感想も忘れているので、覚えている本だけチラチラと書いていきます。

posted by DONA at 14:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:まとめ
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