
伊坂幸太郎 著
「PK」
(講談社文庫)
人は時折、勇気を試される。落下する子供を、間一髪で抱きとめた男。その姿に鼓舞された少年は、年月を経て、今度は自分が試される場面に立つ。勇気と臆病が連鎖し、絡み合って歴史は作られ、小さな決断がドミノを倒すきっかけをつくる。三つの物語を繋ぐものは何か。読み解いた先に、ある世界が浮かび上がる。−裏表紙より−
「PK」「超人」「密使」という3つの話からなるのですが、短編でもないし連作短編ともいいにくい内容です。最初から話は繋がっているのですが、それぞれ独立もしています。
この作家さんらしく、読み始めはよくわからない記述も最後にはきれいにつながっていく・・ということでもなかったのが残念でした。
そのせいで、最後まで読んでも理解できず。
解説を読んでちょっとわかった気がしましたが、感想文が書けるほどには理解できませんでした。
結局はあの嫌な虫が活躍する!?的な??
とりあえず、読んだ記録ということで。