
霜月りつ 著
「神様の子守はじめました。2」
(コスミック文庫α)
ずっと卵から孵らなかった次世代の白虎、朱雀、青龍、玄武の四神を誕生させたのは人間である羽鳥梓だった。生まれたばかりの神子たちは人間の幼児とまったく同じだったので、無職だった羽鳥梓は天照大神から四神の子育てを依頼されてしまう。興奮するとそれぞれの神獣に変身してしまうし、悪者たちに誘拐されそうになる神子たち。まだ道理もわからない四神の子育てに羽鳥梓は四苦八苦の毎日で―。−裏表紙より−
人間でいうところの、赤ちゃんから幼児くらいになった四神たち。狭いアパートで変身されたら最悪な状況に・・。ということで、一軒家へお引越し!
庭付きの広いおうち。場所はそんなに遠くないし、これで思う存分暴れられるね〜と喜んでいたら、実はいわくつき物件でした・・。
まあ安く借りられたってことは・・・なんですけどね。
お陰で梓も色々な事件(?)に巻き込まれますし、命の危機なんてことにもなります。神の子を育てるって大変です。
四神たちもぐんぐん成長しています。とはいえ、おしゃべりの出来ない子や寝てばかりの子など、人間の子どもなら絶対に健診でひっかかるでしょ!?という状態の子どももいますが。
公園で出会った大人や子どもに、彼らなりに手助けをする話も描かれています。
それぞれの特徴を活かして、やる気を出させたり、悩みを解決したり、危険なことから守ってみせる彼らにちょっと感動してしまいました。
そして、色々やんちゃなことをして心配ばかりかけますが、彼らなりに全身全霊で梓のことを好きでいることがすごくかわいいです。梓に何かあったらどんなことをしてでも助け出しそう!
頼もしい存在となりました。
とはいえまだまだ小さな子ども。きっとこれからも色んなことを吸収して成長していくのでしょう。どんな神様になっていくのか楽しみです。
<神様の子守シリーズ>
「神様の子守はじめました。1」
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