2018年10月09日

柴田よしき「聖母の深き淵」

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 柴田よしき 著
 「聖母の深き淵」RIKOシリーズ2
 (角川文庫)


一児の母となった村上緑子は下町の所轄署に異動になり、穏やかに刑事生活を続けていた。その緑子の前に現れた男の体と女の心を持つ美女。彼女は緑子に失踪した親友の捜索を依頼する。そんな時に緑子が聞いた未解決の乳児誘拐事件。そして、所轄の廃工場からは主婦の惨殺死体が・・。保母失踪、乳児誘拐、主婦惨殺。この無関係に思える事件には恐るべき1つの真実が。ジェンダーと母性の神話に鋭く切り込む新警察小説、第2弾!−裏表紙より−


1作目を読んだのが2010年。ということは8年前・・。当然ながら細かい部分は忘れてしまっていました。何度も分からない人物が出てくるので、再読しておくべきだった・・と。


「性的に奔放な」刑事・緑子。2作目では一児の母になって少しは落ち着くか?と思ったのですが。テーマの一部がやはり性的なことになっているので、緑子も性的なことに対して理解が深かったり広かったり、また奔放でないと始まらないんですよね・・。

女性同士とはいえここまで話すか?ということも平然と話しますし、男性に対してもオープンで驚かされます。


性同一性障害の女性が親友の失踪事件の捜査を依頼してくるわけですが、そこから主婦の惨殺事件や乳児の誘拐、更には裏社会の人たちも絡んできてどんどん大きな事件に発展していきます。

家庭では、息子と共に平和に・・ともいかず、父親である男性と同居に近い状態にありながらも籍は入れず、妹に息子の面倒をみてもらっている緑子。

息子に対しては深い愛情があるようなので、それだけは安心です。


しかし、緑子は色んな目に合うのに、心が無いのか?というくらい傷つきも落ち込みもしていないのが理解できません。傷ついているということにはなっていますが、立ち直り早すぎですし、ある意味「仕方ない」と思っていそうで不思議です。

同じ女性として理解できない部分がたくさん・・。

続きはたぶん読まないかな? でも、ネットでの感想を読むとこの中に出てくる人物たちのその後が面白いとか。そういうのを読むと、ちょっと興味が出てくるんですよね。

今は読まないと思っていても、また数年後に手に取るかもしれません。

<RIKOシリーズ>
「RIKO−女神の永遠」


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posted by DONA at 15:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:柴田よしき
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