2018年02月17日

霜月りつ「神様の子守はじめました。」

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 霜月りつ 著
 「神様の子守はじめました。」
 (コスミック文庫α)


就活で苦しんでいた羽鳥梓は神頼みしに神社へ行ったが、そこで天照大神と名乗る女性に、無理やり仕事を斡旋される。なんと東西南北四神の神子の子守だという。まだ卵の神子を抱えてかえった梓だったが―。 勤務地:池袋、給料:手取り24万円で銀行振込、ボーナス付き。ただしちょっと精気が減るかも?な、羽鳥梓の波乱に満ちた子守生活が始まる。−裏表紙より−


初めましての作家さんです。

最近、妙に神様関係の本を読むことが多い気がしますが・・。

今回の話はちょっと今までとは違う感じ。神様でもまだ赤ちゃんの話なので、人間の赤ちゃんと同じように成長していくのが見られるのは面白そうです。


主人公は、就活中の青年・梓。なかなか就職が決まらないので、近くの神社へお願いに行ったところ、思わぬ就職先を斡旋されることに。

自宅で4つの卵を孵化させて、しっかりと育てるのが彼の仕事。

給料もそこそこ、ボーナスもあるというちょっと美味しい話で、何となく引き受けてしまいます。

卵とはいっても、普通の卵ではありません。なんと、神様の卵! 卵から神様の子が生まれるなんてびっくりです。

卵を大事に自宅へ持って帰り、生まれた神の子たちに名前を付けて、ミルクを飲ませて、ごはんを食べさせて、散歩に連れ出して・・と普通の子どもに対するのと同じような生活を送ります。

でもそこは、神の子。成長する速度も食べる量も物も色々と違っているので、戸惑うこともたくさん。

色んな人に助けられながら、何とか4人を育てていきます。

成長するにつれて、不思議な能力も発揮し始めている彼ら。

なかなか可愛い行動をするのですが、これからは大変なことがたくさん起こりそうです。

きっと、学校なんかにも行くことになるのでしょうし・・。

彼らがどんな成長を見せて、どんな神様になっていくのか、そして梓はどんな成長を見せるのか、色々気になりますし、楽しみになりました。

続きも楽しみにしています。


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タグ:霜月りつ
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