2018年02月08日

シャンナ・スウェンドソン「女王のジレンマ」

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 シャンナ・スウェンドソン 著
  今泉敦子 訳
 「女王のジレンマ」
 (創元推理文庫)


NYの公園で70年代の服装をした老人の死体が発見された。現場を調べていた刑事マイケルは、側に妖精がいることに気づく。妖精によると、女王の命を受けた部下が、人間と、女王への忠誠を拒んだ妖精を追放しているらしい。だが、新女王ソフィーはそんな命令を出していない。事態を憂慮したマイケルとソフィーは妖精界に乗り込むが・・。<(株)魔法製作所>の著者の新シリーズ第2弾。−裏表紙より−


2作目ですが、1作目よりも展開が早くて面白かったです。これだったら続きも読みたいな・・と思っていたのですが、これで終わりでも良さそうな感じではあります。


前作で妖精界の女王となったソフィ―ですが、妖精界にとどまっているわけではありません。人間界で人間としての生活を送り続けています。

ただ、魔法が使えることがわかったので、どこに行くのも時間がかからずサラッと行けてしまえて便利にはなりました。


女王が誕生したはずなのに、不在がちとなるとやはり情勢は不安定になるようで、なぜか女王を名乗る人物が妖精界に連れ去られていた人間や、女王への忠誠を誓わなかった妖精を追放するという事態に。

その行動は、人間界に影響が出ています。妖精界で暮らしていたせいで、人間界としては行方不明になっていた人物が突然死体となって発見されるのです。

そんな謎多き事件を捜査するのは、妻を妖精界に連れ去られた刑事マイケル。彼は妻を人間界に取り戻したいと思っているのですが、ソフィーの力を借りないと何もできない状態で、もどかしい思いをしています。

ソフィーは彼女なりにマイケルの妻を取り戻そうと、少しずつ会って話しかけて人間としての記憶を取り戻させようとはしているのですが、なかなか思うように進みません。

時間を掛けるつもりでいたところへ、今回の追放劇が。

待ったなしの状況になって、ソフィーはマイケルと共に妖精界へ乗り込みます。


そこからの展開は誰が何を企んでいるのかがわからず、ハラハラドキドキの連続でした。妖精界の謎のルールにも振り回されつつ、色んな人を巻き込んで、大掛かりな展開に。

最後にはなるほどその方法が一番良いかもね、という終わり方をしてくれました。マイケルにとってはどうかわかりませんが。

このまま終わりでも良さそうですけど、きっとまた妖精界で事件が起こるのでしょう。

そして、ソフィーとマイケルもどうなっていくのか気にはなりますし、続きも出るなら読んでみたいです。


<フェアリーテイルシリーズ>
「ニューヨーク妖精物語」


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