2017年11月16日

谷瑞恵「思い出のとき修理します4 永久時計を胸に」

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 谷瑞恵 著
 「思い出のとき修理します4 永久時計を胸に」
 (集英社文庫)


不仲に思えた両親の絆、亡き妻への秘めた思い・・時計店には今日も人々の「思い出」が持ち込まれる。そんな中、秀司が作ってくれているドレスウォッチの完成が近いと聞き、喜びとともに複雑な気持ちになる明里。秀司の元に、スイスの時計工房から手紙が届いているらしいからだ。ともに商店街で暮らす未来を夢見つつ、本当は秀司がスイスで修業を続けたいのではないかと悩み・・。ついに完結!−裏表紙より−


なぜか、前作で終わったような気がしていたのですが、前作の感想を読んだらそういうわけでもなかったようです。

久しぶりに読んだので、細かい内容が把握できておらず、何とか思い出しながらの読書になりました。


そういえば、結婚指輪の代わりにドレスウォッチをあげるという話になっていたな・・・という所からスタート。

時計屋さんとして、色々な人の持ち込んだ時計を直しながら、ついでにその人の悩みも解決している秀司。そんな忙しい日々の中で、更に明里のために時計を作っています。

作ってもらえることに感動している明里ですが、実は秀司にスイスから修業に誘われる手紙が届いていることを知り、複雑な心境に。

結婚して商店街で暮らすよりも、時計職人としてもっと腕を磨きたいであろう秀司の気持ちを思いやっているわけです。

普通ならキュンとしたり、明里と一緒に胸が苦しくなったりするべき場面なのでしょうが、やっぱり恋愛小説が苦手な私は白けてしまうんですよね・・。

単純にスイスで修業して、帰って来ても気持ちが変わらなければ結婚したら良いのでは?と思ってしまいますし、悩んでウジウジしている文章を読むのが辛かったです。


とりあえず最終巻ということで、後半は一気に詰め込んだ感じにはなっていますが、それぞれ強い決意を持って進んで行くことになって良かったと思います。

きっと2人なら大丈夫でしょう・・。

すっきり終わった最終巻でしたが、一つ心残りなのは太一のこと。彼は結局何者だったんだろうか?? 読者が勝手に考えた人で良いのかな?不思議な存在でした。


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タグ:谷瑞恵
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