2017年11月14日

池井戸潤「花咲舞が黙ってない」

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 池井戸潤 著
 「花咲舞が黙ってない」
 (中公文庫)


その日、東京第一銀行に激震が走った。頭取から発表されたライバル行との合併。生き残りを懸けた交渉が進む中。臨店指導グループの跳ねっ返り・花咲舞は、ひょんなことから「組織の秘密」というパンドラの箱を開けてしまう。隠蔽工作、行内政治、妖怪重役・・このままでは我が行はダメになる! 花咲舞の正義が銀行の闇に斬り込む痛快連作短篇。−裏表紙より−


久しぶりの花咲。読んでみたらかなりドラマに引っ張られている感じになっていました。こんなキャラだったっけ??読んでいる間中ずっと、杏が頭の中にいました。

大人気の半沢まで登場します。またドラマにするつもりなのか?


半沢のいる銀行と花咲のいる銀行が合併することに。銀行が合併するときってこんな感じなんだということが色々わかってなかなか面白かったです。

お互いに自分の銀行を優位に立たせたいから裏で画策するんですね〜。当たり前と言えば当たり前のことなんですけど、合併しないと経営していけないくらいの状態ならそれどころじゃない気もします。

そんなときですから、出来るだけ自分の銀行では不祥事を起こしたくない。もし起きていたとしても秘密裏に始末したい・・。

不祥事を起こさない努力は必要ですけど、発覚しないように隠そうとする根性は腹が立ちます。

当然、花咲も許せないタイプなので、真っ向から立ち向かっていきます。そして、それに振り回される相馬。ドラマでもそうでしたけど、彼は振り回されながらも冷静に自分のやるべきことをやって、不祥事をもみ消すわけではなく何とか鎮火させようとします。

まあそういうタイプの人たちって、客からすれば頼りになると思うのですが、銀行のトップたちからすれば煙たい存在です。何かと妨害工作をしかけてくるわけです。

そんな上層部に花咲と相馬はどうやって対抗するのか!?


痛快、爽快な部分も多いのですが、すっきり出来ない部分も多かったです。大手の銀行の問題を扱っておいて全てが丸く収まると違和感しか残らないと思うので、これで良かったのでしょうが、嘘でもスキッと終わってほしかった気もします。

でもまあ今後は大逆転を見せるはずだと信じておきます。


<花咲舞シリーズ>
「不祥事」


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posted by DONA at 15:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:池井戸潤
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