2017年07月11日

今野敏「潮流 東京湾臨海署安積班」

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  今野敏 著
 「潮流」東京湾臨海署安積班
 (講談社文庫)



東京湾臨海署管内で救急搬送の報せが三件立て続けに入り、同じ毒物で全員が死亡した。彼らにつながりはなく、共通点も見つからない。テロの可能性も考えられるなか、犯人らしい人物から臨海署宛に犯行を重ねることを示唆するメールが届く―。強行犯第一係長・安積警部補は過去に臨海署で扱った事件を調べることになり、四年半前に起きた宮間事件に注目する。拘留中の宮間は、いまだ無罪を主張しているという。安積は再捜査を始めようとするが・・。
−裏表紙より−


1年ぶりの安積班です。そして、久しぶりの長編。読み応え十分でした。

最近、あまり安積班のメンバーが活躍しないと思っていたので、久しぶりに頑張ってくれて嬉しかったです。

特に黒木!彼のあんなに熱い面を見ることが出来たのは嬉しかった。何だか感動してしまいました。普段は冷静だけど、やるときはやるぞ!って感じなので、彼がメンバーから信頼されるのがよくわかりました。須田との関係も良い感じです。


今回の係長は、上からの圧力に負けず、過去の事件を再捜査するために奔走することに。上からの圧力がかかるのはいつものことですが、今回は特に警察が嫌がる、冤罪かもしれない事件の洗い直しというパターン。

孤立無援だと思っている係長に、意外と仲間はたくさんいてくれて、的確なアドバイスと全面的な協力体制、強力なバックアップもあって思う存分捜査することが出来ました。

これだけ協力してもらえるのは、係長の人柄と実績があるからなわけで、そういう意味でも係長のかっこよさが際立った作品でした。

相変わらず周りの目を気にしすぎる感じのある係長ですが、最後はビシッと解決してくれました。メンバーたちもそれぞれ活躍してくれて、大満足の作品になりました。

次も1年後かな?長いですが楽しみに待つことにします。


<安積班シリーズ>
「二重標的」
「虚構の殺人者」
「硝子の殺人者」
「警視庁神南署」
「神南署安積班」
「残照」
「陽炎」
「最前線」
「半夏生」
「花水木」
「夕暴雨」
「烈日」
「晩夏」
「捜査組曲」


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posted by DONA at 15:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:今野敏
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