2017年01月23日

浅葉なつ「神様の御用人3」

978-4-04-869118-5_l.jpg

 浅葉なつ 著
 「神様の御用人3」
 (メディアワークス文庫)


個性的すぎる洋服を押し付けられ、相撲勝負に柄杓探し、おまけにお菓子作りまで!? 走り回る良彦を横目に神様たちは今日もいたって自由気まま。こんな時に頼りの黄金は、お菓子の神様とスイーツ三昧で肥満の危機!? そして、穂乃香の協力を得て御用人の役目に励む良彦もまた、神様との出会いによって少しずつ変わりはじめる。果たして、今の自分にできることは―。 神様と人間の繋がりと絆を描く御用人物語、第三弾!−裏表紙より−


天降るデザイナー」「一人角力」「童子の柄杓」「橘の約束」の4編収録されています。

今回もなかなかの個性派揃いでした。

でも今までの神様たちに比べたらまだかわいらしいというか、真剣な悩みが多かった気がします。表面的な願いはともかく、本当の深い部分での悩みや願いは納得できるというか、これは仕方ないと思えるものが多かったです。

妙に健気というか強気なキャラクターも登場し、穂乃香と共に今後また活躍してくれそうな雰囲気になっていました。若干うっとおしい感じではありますが・・。

何より、良彦がかなり立派になりました。まだ振り回される部分は多いのですが、早い段階で神様それぞれの本当の悩みや願いを見極められるようになり、黄金にも言わずに密かに対策を立てたりしています。

黄金もちょっと見直したようです。

相変わらず黄金とのやりとりはくだらなくて笑えるのですが、2人(?)の絆は深まった気がしますし、信頼し合っている感じが出てきました。

今回は最後の「橘の約束」で少し泣きそうになってしまいました。慕っていた神様に対する熱い想いが不器用だけど素敵で、ちょっとほろりとさせられました。


次はまたもっと成長した姿が読めそうで楽しみです。


↓ ランキングに参加中 ポチッ×2と押して下さるとうれしいです。

   人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

タグ:浅葉なつ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/178515744
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック