2016年12月16日

柴田よしき「猫は毒殺に関与しない 猫探偵正太郎の冒険5」

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 柴田よしき 著
 「猫は毒殺に関与しない 猫探偵正太郎の冒険D」
 (光文社文庫)


誰が犯人だ!? 桜川ひとみの自宅で開かれた鍋パーティ。作家仲間である四方幸江を陰で中傷する人物を探り出す。どれが、ひとみに任された役割りだった。だが、パーティ参加者の中に、大きな殺意を抱く者がいて・・。(表題作) いつもクールに謎を解く猫探偵 正太郎が、生涯二度目の恋をした!?(「正太郎、恋をする」)珠玉の三編を収録。−裏表紙より−


正太郎のシリーズを私が最後に読んだのは2010年なので、6年前になります・・。もっと前だと思っていました。それくらい待ち遠しかったということなんでしょうけど。

発売されると知って急いで買ってきたわけですが、ちょっと寝かしておきたくなる感覚にもなったんですよね。何だかもったいなくて。でも結局は読んでしまいました。


猫は毒殺に関与しない」「猫は三日ですべて忘れる」「正太郎、恋をする」の三編が収録されています。

正太郎の活躍を3話も読める!と楽しみに読み始めると、正太郎がなかなか出てこない!あれれ・・と思っている間に1話目終了。それなりに内容としては面白くて、相変わらずひとみさんのおとぼけぶりが発揮されて笑えるんですけど、正太郎はちらっとしか出てこないですし、推理もしない(泣)

そして、2話目。今度こそ!と思いつつ読み始めたら、すぐに正太郎が登場。でも正太郎視点ではなくて、誰!?という人の視点で話は進み、正太郎も関わってはいたけれど重要な存在ではなく、観察者として存在していただけでした。内容は「馬鹿だね〜」という感じ。男ってやつは本当にダメだね、と呆れていたら、女もかなり根性悪いね、と思ってしまい、最終的には人って本当に嫌な存在だわ、となりました。

いよいよ最終話。ここでやっと正太郎目線の話が登場しました。しかも正太郎が二度目の恋!トマシーナ以来の恋におちた正太郎がいじらしくてかわいかったです。そして最後には軽くどんでん返しもあって「そうだったのか〜」と感心する終わり方でした。


結局、1話しか正太郎らしい話が無かったのでとても残念ですし、かなり物足りない気持ちになりました。でもきっと次は早めに書いて下さると信じて、続きも待つことにします。

今回も長い間待てたんだから、次も待ちますよ!


<猫探偵正太郎シリーズ>
「ゆきの山荘の惨劇」(角川文庫)
「消える密室の殺人」(角川文庫)
「猫は密室でジャンプする」
「猫は聖夜に推理する」
「猫はこたつで丸くなる」
「猫は引っ越しで顔をあらう」


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posted by DONA at 09:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書:柴田よしき
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